GNUプロジェクトは26日 (米国時間)、コマンドラインのアーカイバ「GNU tar 1.21」をリリースした。ライセンスにはGNU GPLv3を適用、ソースコードのほか各種PC-UNIXディストリビューションmなどを通じて配布される。
今回のリリースでは、新たに「-J」オプションを追加。前バージョンで追加されたLempel-Ziv-Markov chain-Algorithm (LZMA) 形式の書庫ファイルを作成 / 展開するオプション「--lzma」のショートカットとして機能する。高圧縮率 / 高速な圧縮プログラム「LZOP」に準拠した書庫を作成 / 展開するオプションとして、新たに「--lzop」も追加されている。なお、書庫ファイルの拡張子により圧縮アルゴリズムを推定する機能がデフォルトとなり、これを無効化する「--no-auto-compress」オプションが追加された。