クーラーマスターは、安定性と静音性を追求したPC電源「Silent Pro Mシリーズ」、および品質にこだわった900W電源「UCP900W」を発表した。価格はオープンだが、店頭予想価格は600W容量の「Silent Pro M600」が20,000円前後、700W容量の「Silent Pro M700」が23,000円前後、UCP900Wが30,000円前後。いずれも販売は12月12日より開始される。

Silent Pro Mシリーズ

「クーラーマスター史上最強の静音電源」(同社)をうたうATX12V Ver.2.3準拠PC電源。高出力ながらも最高ファン回転数はSilent Pro M600が1,000rpm、Silent Pro M700が1,200rpmと低回転で、両モデルともに最小ノイズレベルが16dBAという静音性を実現。高効率を目指した回路設計により、電源全体の発熱と電力のロスを抑え、変換効率80%を達成した80 PLUS認証を受けている。また、電源のホットスポット部に熱吸収率の高い銅プレートを採用し、基板一面を覆うように設置されたファンスピードコントロールセンサ搭載135mmファンと大型アルミヒートシンクで電源内の熱を効率よく放熱している。ほか、製品には5年保証が付属する。

「Silent Pro Mシリーズ」

UCP900W

UCP900Wは、起動時や稼働時の突入電流を抑制することでダメージを抑えるソフトスタート(緩起動)装置を搭載したATX12V Ver.2.3準拠900W電源。高品質な日本製コンデンサやアクティブPFCを標準搭載して変換効率88%を実現し、80PLUS Silver認証を取得している。

ハイエンドマシンへの搭載を想定して豊富なコネクタが利用できるのも特徴のひとつで、2本のCPUコネクタが付属するほか、最高4本の6ピンPCI Expressコネクタ、2本の8ピンコネクタなどが利用できる。ほか、製品には5年保証が付属する。

「UCP900W」