台湾ASUSTeK Computerは、ネットブック「Eee PC」、ネットトップ「Eee Box」に続く「Eee」ブランドの新製品として、ディスプレイ一体型PC「Eee Top」を発表した。同社WEBサイト上に製品情報が公開されたもので、日本国内での発売に関しては、「まだ情報が入ってきていない」(ASUS広報)という。

Eee Top

15.6インチのタッチパネル液晶を搭載した一体型PC。「ET1603」と「ET1602」という2モデルがラインナップされており、上位モデルのET1603にはグラフィック機能として「ATI Mobility Radeon HD 3450」が搭載される。CPUのIntel Atom N270、チップセットのMobile Intel 945GSE Expressといった仕様は共通だ。

OSはWindows XP Home Edition。独自のマルチメディアソフトとして「Eee Cinema」が付属しており、写真・ビデオ・音楽などの再生をタッチパネルで操作することが可能だ。また同社ノートPCなどでお馴染みの映像エンジン「Splendid」も搭載しており、より鮮やかな映像表示を実現した。

■Eee Top ET16シリーズの主な仕様
モデル ET1603 ET1602
ディスプレイ 15.6インチワイド液晶(16:9)
OS Windows XP Home
CPU Intel Atom N270
チップセット Mobile Intel 945GSE Express
メモリ DDR2 1GB
HDD 160GB SATAII 5400rpm
グラフィック ATI Mobility Radeon HD 3450 チップセット内蔵
LAN 10/100/1000Mbps
無線LAN IEEE 802.11n
側面I/O USB×2、カードリーダ
メインI/O USB×4、LAN、オーディオ
バッテリ 内蔵 なし
重量 4.4kg 4.3kg

このEee Topについて、同社からはまだ正式なプレスリリースが出ておらず、価格や発売日などは不明。Eeeブランドの新製品ということで、価格に期待する向きも多いだろうが、もうしばらくは新情報を待つ必要がありそうだ。