各種Webサービスとの強力な連携機能を備えるソーシャルブラウザ「Flock 2.0」

Flockは14日 (米国時間)、Firefoxをベースに開発されたソーシャルブラウザの最新版「Flock 2.0」をリリースした。動作環境はWindowsとLinux、Mac OS X。現時点では英語版パッケージのみ公開されている。日本語版の公開時期は未定。

2007年11月公開のバージョン1.0以来約1年ぶりとなる今回のリリースでは、コードベースにFirefox 3.0.3 / Gecko 1.9.0.3を採用。HTMLレンダリングやJavaScriptのパフォーマンスが向上、最新のセキュリティ対応が施されている。

Flock独自の機能としては、米国に拠点を置く世界規模のソーシャルネットワーキングサービス「MySpace」を統合、サイドバーから各種サービスを呼び出すことが可能になった。写真や動画のアップ / ダウンロードといった作業は、ドラッグ&ドロップにより行うこともできる。

マルチメディアコンテンツ用のRSS規格「Media RSS (MRSS)」を検出する機能も追加。Flockに統合された23のWebサイト以外にも、MRSS準拠のサイトであれば、写真や動画の新着情報をまとめて管理できるFlock上のページ「MyWorld」に追加することが可能になる。

リリースにあわせ、専用WebサイトでFlock 2専用のテーマの配布も開始。現時点で公開中のテーマは2つだが、今後ユーザからの提供により増加する見込み。