OpenOffice.org開発チームは14日 (米国時間)、オープンソースのオフィススイートOpenOffice.orgのリリース候補第1版「OpenOffice.org 2.4.0 Release Candidate 1 (build OOH680_m7)」を開発者向けに公開した。対応プラットフォームはWindowsとLinux、Solaris SPARC / x86。同プロジェクトのWebサイトおよびミラーサイトでは、日本語版を含む各種言語に対応したバイナリパッケージの提供が開始されている。

今回のリリースは、3月上旬の正式公開が予定されているバージョン2.4.0のリリース候補版。1月下旬公開の開発者向けビルド (OOH680_m5) と比較して目立った新機能はなく、不具合の修正と安定性の向上を中心に更新が行われている。

OpenOffice.org 2.4.0は、ISO認定の長期保存用PDFフォーマット「PDF/A」のサポートや、データベース機能「Base」でのMS Access 2007ファイル (.accdb) が利用可能になるなど、多くの新機能が用意されている。