シャープは、デジタルコードレスファクシミリの新モデル「UX-D57CL」「UX-C57CW」を発表した。発売は7月27日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格はUX-D57CLが3万2,000円前後、UX-D57CWが4万2,000円前後。
UX-D57CL/CWは、幅296mm×高さ86mm×奥行き181mmと、業界最小クラスのコンパクトさを実現したデジタルコードレスファファクシミリ。設置面積は、ほぼA4の用紙と同じで、同社の現行モデルUX-D56CL/Wと比較しても、約50%の体積となっている。UX-D57CLとUX-D57CWとの差は、付属してくる子機の台数のみ。UX-D57CLには1台、UX-D57CWには2台のデジタルコードレス子機が付属する。なお、子機は増設用として単体でも購入可能で、本体に付属するのと同じモデルが「JD-KS25」(価格は1万9,500円)。それ以外に、既発売の「JD-KS15」「JD-KS21」「JD-KS11」などが使用できる。
親機部分には、必要のないときには片手で畳める「しまえるトレイ」を搭載。同機は、3.8型の液晶パネルを搭載しており、いったんメモリー受信した内容をディスプレイで確認してから、印刷/削除を選択することが可能だ。印字用のリボンは、A4用紙約105枚を印刷可能な「UX-NR8G」を使用する。
電話機としても、かけてきた人の名前を音声で知らせる「誰からコール」や、選択した番号のみからの着信を受け付ける「選んで着信」などの機能を搭載している。また、テレビドアフォンの「DZ-MH70」を接続することも可能となっている(DZ-MH70のモニター部分は、映像の表示のみが可能で、音声はファクシミリ側を使用する)。