日本サムスンは、デジタルボイスレコーダー「YV-150Z」を発表した。同社のショッピングサイト「サムスンダイレクト」で、本日より予約受付を開始し、7月中旬より出荷予定。オープンプライスで、サムスンダイレクトでの販売価格は1万9,800円。

非常に多機能なボイスレコーダー「YV-150Z」

YV-150Zは、1GBのフラッシュメモリーを内蔵したデジタルボイスレコーダー。録音形式はMP3で、32kbps/64kbps/128kbpsの3種類のビットレートを使用できる。32kbpsを選択した場合、最大66時間の録音が可能。再生時には、速度を70%~130%に変化させることが可能だ。もちろん、リピート機能、ノイズリダクション機能なども搭載されている。

しかし、YV-150Zの特徴となっているのは、その多用途性だ。まずは、電話録音機能。電話録音用のアダプターやケーブルが付属しており、そのままで通話内容を録音することが可能だ。また、外部マイクロフォンも付属。さらに外部機器への接続ケーブルも付属。一般的なアナログオーディオ出力端子からの録音に対応する。

デジタルオーディオプレーヤーとしても使用可能。対応しているフォーマットはMP3/WMA。WMAはDRM9に対応する。また、ID3タグにも対応しており、ディスプレイに曲目情報などを表示できる。ディスプレイは128×96画素の液晶タイプ。さらに、ボイスレコーダーとしては珍しく、FMチューナーも搭載している。受信可能な周波数帯は76.0MHz~108.0MHzとなっており、国内だけでなく海外でも使用できる。

また、最近のモデルでは珍しい機能ではないが、USBストレージとして使用可能。さらに。これは本体の機能ではないが、テキストファイルを読み上げるためのソフトウェア「TTS」(Text to Speech)が付属する。TTSでは、日本語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、英語、ロシア語の5か国語のテキストを読み上げることが可能だ。

サイズは、97(W)×33(H)×18.3(D)mm。質量は40.4gとなっている。電源は単四電池2本で、再生時は連続20時間の連続使用が可能だ。