DXアンテナは、セキュリティ機器を展開しているDELCATEC(デルカテック)ブランドの新商品として、RF-ID技術を活用した簡易電子錠システム「ちょいロック」(SJ100B)を発売した。価格は3,675円。

コンパクトな簡易電子錠システム「ちょいロック」

ちょいロックは、本体とカンヌキ止め部分、そして鍵として使用する「ちょいロックキー」の3つの部分から構成される。写真のように、鍵の付いていない引き出しなどに使用する簡易電子錠システムだ。あくまでも簡易タイプの電子錠であり、ドアなどの施錠に使えるものではない。ちょいロックキーにはRF-IDタグが内蔵されており、本体部分から電波を出して認識する仕組み。本体に登録されているちょいロックキーのみで動作する。ちょいロックキーは、単体でも販売される(767円)。

引き出しには、本体にあらかじめ取り付けられている強力両面テープ、あるいは木ねじで固定する。なお、強力両面テープは、工具などを使用せず普通に引っ張ったぐらいでは剥がれることはないとのことだ。

鍵のない引き出しなどに取り付けて使用する

使用方法は簡単で、ちょいロックキーを本体の開閉ボタンに触れさせることで、錠の開閉が可能となる。錠の開閉などの動作時には、本体に内蔵されている赤のLEDが点灯する。 1台の本体に登録可能なちょいロックキーは10個まで。またちょいロックキーは、複数の本体にでも登録可能なため、マスターキー的な使用法も可能だ。

なお、電源は単4電池×2で、本体にのみ必要。ちょいロックキー側には電源は必要としない。サイズは、本体が幅66mm×高さ58mm×奥行き21.5mm、カンヌキ止めが幅19mm×高さ58mm×奥行き11mm、ちょいロックキーが直径11mm×高さ38mm。