公益社団法人 二科会は、東京都・乃木坂の国立新美術館において「第100回記念二科展」を開催すると発表した。会期は9月2日~14日(9月8日は休館)、開館時間は10:00~18:00(入場は17:30まで)、金曜日は20:00まで(入場は19:30まで)、最終日は14:00まで(入場は13:00まで)。入場料は当日券が一般 1,000円、大学・高校生 800円、中学生以下 無料(前売券は一般 800円、大学・高校生 600円)。障がい者とその介護者1名は無料。

同展は、毎年開催される日本三大公募展のひとつである「二科展」が、今年で100回目を迎えることを記念した展覧会。日本近現代美術史における二科展の意義を世に提示すべく歴代理事長および大きな功績を残した洋画家、彫刻家21氏の作品が特別展示されるほか、5室ではデザイン部と写真部の会員による同展に向けた作品が展示されるという。

また、国立新美術館2階の休憩室(A~D)では、絵画、彫刻、デザイン、写真の4部の会員らによる「あそび」をテーマとしたコラボ展示が開催され、グループ参加による作品や4部会員110名による「ネコ100態」をテーマとした作品が集まるということだ。

さらに、9月2日 12:00~14:00には絵画部作品研究会(展示作品の前で出品者と会員との合評形式による研究会)が、9月6日 13:00~14:00には石橋美術館学芸員の伊藤恵理子氏が二科展の歴史や回顧に関して、エピソードを交えて語る講演会が開催されるほか、各部の会員がそれぞれ選んだ作品を解説するギャラリートークやクラリネットによるミニコンサート、チャリティーコーナーなども予定されている。