アマノは3月24日、回転するパッドやブラシと洗浄水で床面の汚れを落とす自動床面洗浄機に、あらかじめ手動操作した一通りの作業を記憶させて同等の洗浄作業を自動運転で再現する自律走行式ロボット床面洗浄機「SE-500iX」を発表した。

同製品は、総合スーパーやショッピングモールなどの商業施設のプラスチックタイル、セラミック床、石材床、および工場のコンクリート、塗り床などの硬質床用洗浄に幅広く利用されている自動床面洗浄機「SE-500」シリーズに、自律走行機能を搭載したロボット床面洗浄機。自動運転のプログラミングには新たに開発した「ティーチング方式」を採用。洗浄作業する経路ごとに、走行速度、水量、パッド圧、スキージーの上下動作を記憶させ、最大64パターンの洗浄作業を手軽に再現することができる。

自動運転時は各種センサにより、障害物や段差を検知して安全走行を行うほか、音声案内装置やドライブレコーダも標準装備しているので安心して運用することが可能だという。

なお同社では、総合スーパーやショッピングモールなどの商業施設、工場などをターゲットに、年間120台の販売を目指すとしている。3月28日より発売する。

アマノの自律走行式ロボット床面洗浄機「SE-500iX」