NVIDIAは1月5日(米国時間)、NVIDIA Keplerアーキテクチャを採用した192コアの32/64ビットモバイルプロセッサ「Tegra K1」を発表した。

Tegra K1は32ビット品、64ビット品ともにピンコンパチブルで、28nmプロセスを使用。32ビット品は4コア、4-Plus-1 ARM Cortex A15 CPUを採用したバージョンで、動作周波数は最大2.3GHz。一方の64ビット品はNVIDIAがカスタム設計した「Denver(開発コードネーム)」を採用したバージョンとなっている。

2製品ともに192コアのNVIDIA Kepler GPUを搭載しており、DirectX 11、OpenGL 4.4、テッセレーションなど、最新のPCクラスのゲーム・テクノロジをフルサポートしている。

またCUDAもモバイルプロセッサとして初めてサポート。これにより、コンピュータビジョンや高度な画像処理、音声認識、ビデオ編集など、先端のGPUアクセラレーテッド・アプリケーション開発などを容易に行うことが可能になる。

なお、32ビット品は2014年上半期に、64ビット品は2014年の下半期に提供が開始される予定だという。