イーフロンティアは、映画『地球防衛未亡人』(2014年2月8日公開)とコラボレーションし、作中で壇蜜が演じる「ダン隊員」の3Dデータを発売することを発表した。

「ダン隊員」データを用いて3Dプリンタで出力したフィギュア。左が「DMM 3Dプリント」、右が「Office 24 Studio」によるもの

地球防衛未亡人(檀蜜)Shade 3D CG画像

映画『地球防衛未亡人』は、「ヅラ刑事」「日本以外全部沈没」などの作品を手がけてきた河崎実監督による最新作。同作品の中で壇蜜が演じるヒロインの地球防衛軍「ダン隊員」の姿を、3Dプリンタで出力可能なデータとして発売する。発売時期は2014年内を予定している。先日行われた3DCG作成ソフトウェア「Shade 3D 最新機能発表会」では「ダン隊員」のCGコンテンツや3Dプリンタで製作されたフィギュアが、3Dデータの販売に先駆けて披露された。イーフロンティアの担当者は、今回、同作とのコラボレーション企画を行った理由について、昨今の「3Dプリンタ」に対する注目度の高まりは、ここ10年では見られなかった"3D制作が普及する"機会だと考えたからと解説した。

なお、「Shade」シリーズは、1986年に登場し、累計出荷数が60万本を超える国産の統合型3DCGソフトウェア。今回最新アップデータが公開された「Shade 3D ver.14.1」では、3Dプリントの際に発生するエラーの自動検出から修復までを可能にする「一括エラーチェック/自動修正機能」など、さまざまな機能が追加された。アップデータについては同社のWebページより、製品を所有する登録ユーザーであれば無償でダウンロードできる。