ローランドは18日、メンテナンスサービス、RIPなどがセットになった大判プリンターのパッケージ「Roland DG Care model」として「VersaArt RS-640」、「VersaArt RS-540」を9月24日より発売すると発表した。Roland DG Care modelは製品本体のほか、セットアップ、3年間の保守サービス、プリンター操作のトレーニングの2年間無料受講、RIPソフトウェア「Roland VersaWorks」、使用済みインクカートリッジ訪問回収サービスなどがセットになった大判プリンターのオールインワンパッケージ。価格はRS-640が239万4,000円、RS-540が格207万9,000円となっている。

セットアップからメンテナンスまでがワンパッケージで提供される「VersaArt RS-640」

VersaArt RS-640、RS-540は低溶剤系インクを用いる大判プリンターで、紙や布、塩ビ、ターポリン、電飾フィルムなど幅広い種類の用紙に印刷可能。印刷可能な幅はRS-640が最大1,615mm、RS-540が最大1,615mmとなっている。付属する専用RIP「RolandVersaWorks3.0」はのAdobe PostScript 3インタープリターを搭載。マルチコアCPUに対応するほかグラデーションの出力品質が大幅に向上しているという。