こんにちは、大西仁美です。前回の股関節のストレッチはいかがでしたか? 今回は、眠気覚ましにお勧めのストレッチをご紹介していきたいと思います。

つらい眠気を撃退するお勧めストレッチ

[STEP1] まずはリラックス~肩周りもスッキリ~

  1. 肩幅より少し狭めで両足を広げます。
  2. 背中を丸めて脱力した状態で前屈します。
  3. 脱力したまま前後にゆっくり両手を振ります。

※眠気覚ましにはまず椅子から一旦立つ事です。

さらにポイント!

  • 前屈した時、太もも裏の筋肉が伸びているのを感じるように前屈して下さい。
  • 前屈をして背中を丸めた時肩甲骨が外に広がっているのを感じてください。
  • 前屈したままに両手を振る時、勢いをつけて振りすぎないように気をつけてください。

[STEP2] 次は気合いを入れて仕事にかかる準備

  1. 肩幅より少し狭めで両足を広げます。
  2. 脱力して前屈した後、足の付け根を90度に曲げ丸まっている背中を伸ばし胸を張り腰をしっかり伸ばした状態にします。
  3. しっかり背中全体をまっすぐに伸ばしたままの状態で両手を頭の上でまっすぐに伸ばします。
  4. そのままの状態でゆっくり起き上がり、起き上がったら、両手を円を描くようにして回してから肘を曲げて肩甲骨をぎゅっと締めます。

さらにポイント!!

  • 前屈した時、太もも裏の筋肉が伸びているのを感じるように前屈して下さい。
  • 前屈をした時、膝が出来るだけ曲がらないように意識してください。
  • 両手を伸ばした時、常に外から両手を引っ張られているような意識をしながら動かすことでより効果的なストレッチになります。
  • 前屈した状態から腰をまっすぐに伸ばした時に息を大きく吸い、身体を起こし両手を大きく回す時に息を大きく吐いてより仕事の準備がしやすい気持ちにさせましょう。

~本日のメニュー~

いかがでしたか?座りっぱなしにしていると腰から太もも裏にかけての筋肉が縮まりがちになります。今回のストレッチでは眠気覚まし以外にも、太もも裏の筋肉をストレッチさせる効果もあります。腰から太もも裏の筋肉が縮まりがちになってしまう事は腰痛の原因にもなります。

眠気覚まし以外にも是非このストレッチ活用してみてください。では、また次回をお楽しみに。

大西仁美 プロフィール
渡米後間もなく、忙しさとストレスが原因で体重が78キロになり自信喪失。パーソナルトレーナーを雇い1年半でマイナス25キロの減量に成功。ダイエットの経験を通じて自信を取り戻し、自らパーソナルトレーナーになる事を決意。9年間アメリカ、ロスでパーソナルトレーナーとしての経験を積み、日本に帰国。帰国後、雑誌、ラジオ、インターネット、カルチャーセンターなどで活動。現在、自宅でも簡単にできるストレッチ+筋トレ「Trans 4 Fit」を展開中。著者サイトはこちら

イラスト:どんぐりふうこ(produced by Imagination Creative)