【連載】

立ち食いそば散歩

1 ジャンボかき揚げは二度うまい! 生玉子入り「かき揚げ玉子そば」の魅惑

高山洋介  [2016/02/16]
  • <<
  • <

1/15

「立ち食いそば」。スタイルにも味にも日本らしさが詰まったそれは、忙しいビジネスパーソンにとっても魅力的な一杯である。そんな立ち食いそばをぶらりと食べ歩きをしてみようではないか。その一杯目は「加賀」である。

揚げたてアツアツのかき揚げがドーンと入った「かき揚げ玉子そば」(税込520円)

「加賀」へは東京の京王新線「初台駅」を北口から上がってわずか5秒。まさに"駅そば"と呼ぶにふさわしい好立地だ。向かいに見えるのは新国立劇場。西新宿の高層ビルがいくつも立ち並ぶ中、その角地に店を構えている。

ネギも好みでたっぷりと!

白い暖簾(のれん)がよく目立つ。軒先に献立をズラズラと並べるようなことはなく、控えめにも見える。AMラジオが流れる店内はカウンターの立ち食いスペースのみ。5~6人が限度か。入り口付近の小さな券売機で「かき揚げ玉子そば」(税込520円)を購入。L字カウンター内の店員に「そばで」と言って渡す。メニューにはうどんもあるので、お好みで。

セルフで水をくみ、じっと待つこと5分。天ぷらは揚げ置きではない。こちらの名物にもなっているジャンボサイズのかき揚げは、特に時間が必要だ。この3cmはありそうなかき揚げに、生玉子をトッピングしたのが「かき揚げ玉子そば」になる。

揚げたてでアツアツサクサクのかき揚げは、大きめに切られたタマネギの甘みが強い。麺は歯切れがいい。少し甘めのつゆに溶けてトロトロになったかき揚げが、二度うまい。卓上には小口切りのネギが置かれており、自由に入れ放題なのもうれしいポイントだ。

「加賀」は白い暖簾が目印

帰り際、店員から「お気をつけて! 」の声がかかる。目的地でなく、道の途中にあるのが"路麺"の魅力だ。新宿からも徒歩圏内、散歩がてらふらりと立ち寄ってみてはいかがだろうか。

※記事中の情報は2016年2月取材時のもの

筆者プロフィール: 高山 洋介(たかやま ようすけ)

1981年生まれ。三重県出身、東京都在住。同人サークル「ENGELERS」にて、主に都内の銭湯を紹介した『東京銭湯』シリーズを制作している。
  • <<
  • <

1/15

インデックス

連載目次
第15回 食を愛する全ての人へ! 日本橋「そばよし」はワンコイン以下で幸せになれる
第14回 新宿駅そばで24時間営業! 名物「天玉そば」は温泉玉子付きでボリューミィ
第13回 1杯300円のシンプルな「田舎そば」は"おろしショウガ"でやみつきの味に
第12回 「おろしそば」は"温"もイケる! 見た目は地味だが幸福に包まれる1杯
第11回 食べ応えも十分! 香り漂う「春菊天そば」は24時間待っている
第10回 蕎麦の食感に驚く! 具だくさん「椎茸五目そば」は価格にも納得
第9回 カレーか蕎麦か……どっちもほしい人のために「よもだそば」がある
第8回 渋谷の若者も惹きつける豚バラ「肉そば」は無料で"肉わかめそば"に!
第7回 オンリーワンがここに! 蕎麦らしからぬ具とコクの「コテリ」はラーメン風
第6回 ワンコインで鶏もも肉がゴロゴロ! 「とりそば」は実力が分かる一杯
第5回 巨大なまいたけ天はつゆにひたして - 「まいたけ天そば」は中太麺がよし
第4回 "サービス品"の座は渡さない! 「アジ天そば」は巨大なアジ天にほっこり
第3回 "なにわ"も注文OK! 「なす天そば」は24時間いつでも待っている
第2回 器を赤く染めるそれにどっぷりはまる! 「天ぷらそば」は"紅生姜天"で
第1回 ジャンボかき揚げは二度うまい! 生玉子入り「かき揚げ玉子そば」の魅惑

もっと見る

関連キーワード

特別企画 PR

人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事

[岩田剛典]“EXILE周り”はサプライズ好き 「好きな女性がいたらしたい」
[20:21 5/28] エンタメ
[高畑充希]交際9年カップルの公開プロポーズ成功に感涙「感動しちゃった」
[19:37 5/28] エンタメ
[真田丸]家康ゆかりの地で藤岡弘、が殺陣披露 撮影秘話も明かす
[19:19 5/28] エンタメ
西武秩父駅へ「SLパレオエクスプレス」乗入れ実現! 特急レッドアローと並ぶ
[19:10 5/28] ホビー
映画「ヒメアノ~ル」濱田岳が自身の濡れ場に「誰が得するんだ」と自虐
[18:44 5/28] ホビー

特別企画 PR