今まで自分が歩んだフィールドとはまったく違った業種への転職は、それだけで魅力的に感じるかもしれません。実際に、異業種へ転職経験がある人も多く、転職先から独立し社長になったというケースもあるようです。企業が中途採用での社員に求めているものとして、即戦力としての期待があります。

もちろん同業種の方が、コネクションもあり貢献度もあがるかもしれません。しかし、即戦力ばかりを求めているわけではなく、新しい視点や方法など、業種に関係なく幅広い観点を役立てて欲しいと考えている場合もあります。異業種からの転職者は、まさにこのニーズに応える人材となれるのです。

また、営業職や経理職など、職種は共通しているが、業界は異なるといった場合は、新しい職場でも十分にこれまでのスキルを活かすことができます。これまでに積んだ知識や経験は、どんなことであってもキャリアアップにつなげることができるでしょう。そこで成功するかしないかは、やはり本人の実力次第といったところなのかもしれません。