【連載】

鉄道ニュース週報

      [2017/06/21]
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    目次

    • 第75回

      「瑞風」運行開始で"御三家"そろう - 鉄道旅行文化の成熟を示す

      「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が運行を開始した。「ななつ星 in 九州」「TRAIN SUITE 四季島」と合わせて、最高級の観光列車がそろった。「豪華列車」などと紹介され、庶民には縁遠いと揶揄(やゆ)する向きもある。しかし乗る機会がなくても、"御三家"の登場を歓迎したい。成熟した鉄道旅行文化を持ったと、日本が世界に誇れる時代が来た。

      [2017/6/21]
    • 第74回

      「SLやまぐち号」乗りに行くならこのルート - 東京から日帰りも可能

      JR西日本が新型客車による「SLやまぐち号」の運行日程を発表した。9月2日から12月24日まで、土曜休日の37日間。運行時刻は9月2日を除いて現在と同じ。動力車の性能が上がったわけではないから当然といえる。8月27日までに現行客車に乗る人も、9月2日から新型客車に乗る人も、乗りに行く予定を立ててみよう。

      [2017/6/15]
    • 第73回

      大阪市営地下鉄が民営化へ、中央線の夢洲延伸構想も前進?

      6月1日、大阪市営地下鉄の民営化にあたり、鉄道事業を引き継ぐ新会社が発足した。2018年春までに民営化開業する予定だ。6月2日には、大阪府知事と大阪府政策企画部長が大阪市営地下鉄中央線コスモスクウェア駅から夢洲(ゆめしま)方面への延伸に言及した。「なにわ筋線」の合意に続き、大阪の新線計画が活発化している。

      [2017/6/7]
    • 第72回

      別府市「湯~園地」実現へ、ラクテンチ"温泉ケーブルカー"本当にやるの!?

      大分県別府市が7月に「湯~園地」を開催する。別府の温泉を世界に向けてアピールするため、ラクテンチのアトラクションに温泉を導入するプランだ。2016年11月に公開されたYouTube動画では、ラクテンチケーブルの車両内に湯船を設置する様子も見られた。まさか、"温泉ケーブルカー"が本当に実現するのか!? 別府市に聞いてみた。

      [2017/5/30]
    • 第71回

      北陸新幹線と九州新幹線西九州ルートに動き、影響を与えたのは…

      先週は整備新幹線2路線に進捗があった。北陸新幹線は敦賀駅・福井駅の概要が決まった。九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)は武雄温泉駅の工事実施計画の追加部分について認可された。どちらも「フリーゲージトレイン抜きで進む」という共通点を持つ。新線建設の進捗は喜ばしい。ただ、ちょっと残念なところもある。

      [2017/5/23]
    • 第70回

      大井川鐵道、電気機関車E31形の塗色をアンケート - 妄想がはかどる!?

      大井川鐵道が電気機関車E31形の営業運転に向けた整備に着手すると発表した。報道資料では「オリジナルカラーで運用予定」とあるけれど、同社の公式Twitterアカウントが突然、アンケート機能で塗色の意見を募集した。なんだか楽しそうな展開になりそうで……。

      [2017/5/17]
    • 第69回

      SL「大樹」加わり北関東のSL列車は4社に - 共存か差別化か

      東武鉄道のSL「大樹」の準備が順調だ。5月2日に下今市機関区の開設式を実施し、蒸気機関車と客車が報道公開された。運行開始は8月10日から。これに先立ち、5月15日から9月10日まで北関東のSL運行会社4社が協同してスタンプラリーを開催する。競争よりも共存共栄を狙う戦略だ。北関東はまるで"SLのデパート"だ。

      [2017/5/10]
    • 第68回

      「旭川空港連絡鉄道」構想、北海道の鉄路活かす良案か

      JR北海道が運営困難な鉄道路線について「沿線自治体の負担による維持」か「廃止」を提案している。鉄道の衰退が心配される中、前向きな構想が明らかになった。旭川空港と富良野線を結ぶ空港連絡鉄道だ。その背景には旭川市の企業誘致成功、北海道の空港民営化などが見える。鉄道問題から交通問題へ、立体的な良案だ。

      [2017/5/3]
    • 第67回

      鉄道愛好団体が作った蒸気機関車、営業路線で最高速度160km/h達成

      英国から興味深いニュースが発信された。蒸気機関車が幹線を走行し、時速100マイル(160km)を達成したという。それだけなら「状態の良い保存車両があっていいね」と思う。しかし、この機関車は新造車両で、鉄道愛好家の団体が製作したという。本線を高速走行する蒸気機関車を自作する。鉄道発祥の国は鉄道趣味も大きく深い。

      [2017/4/26]
    • 第66回

      南阿蘇鉄道は復旧可能と国交省が発表 - 国と地域の宝として価値を示そう

      国土交通省は16日、南阿蘇鉄道の鉄道施設災害復旧調査について報告書を作成し、ウェブ上で公開した。最も被害の大きかった鉄橋は設計着手から最短5年で復旧の見通し。復旧費用は総額で約65億~約70億円と算出された。次の段階として、南阿蘇鉄道に復旧させる価値があると訴えていく必要がある。

      [2017/4/19]
    • 第65回

      神岡鉄道「おくひだ1号」復活運転 - 廃線の町に新しい祭りができた

      当連載第55回で紹介した神岡鉄道「おくひだ1号」復活運転の列車に乗った。中学生の吹奏楽団がオリジナル曲で出迎え、獅子舞が披露された。在りし日を懐かしむ人たち、現役時代を知らない子供たち。たくさんの人々の笑顔があった。さて、動き出した「おくひだ1号」は今後、どのような形で活用されるか、関係者に聞いた。

      [2017/4/12]
    • 第64回

      旧国鉄用地の売却完了へ - あの土地も鉄道用地だった

      4月1日にJRグループは会社発足30周年を迎えた。つまり、全国組織の日本国有鉄道が地域分割、民営化されて30年となる。報道関係では国鉄分割民営化の功罪に関する論調が多かった。その中でも興味深い記事は、鉄道・運輸機構の旧国鉄用地の売却完了だった。なぜ30年もかかったか。国鉄で余剰とされた土地はいま、どうなっているだろう。

      [2017/4/5]
    • 第63回

      2階建て新幹線、終焉へ - E4系に引退報道

      JR東日本の新幹線車両E4系の全廃が報じられた。2018年以降、E7系へ置き換えられるという。共同通信がスクープし、配信先の新聞社が一斉に報じている。E4系は現役で唯一の2階建て新幹線として「Max(Multi Amenity Express)」の愛称で親しまれた。今後、2階建て新幹線の復活はあるだろうか。

      [2017/3/28]
    • 第62回

      JR豊肥本線と南阿蘇鉄道、復旧に向けた取組みが始まる

      熊本地震の発生からもうすぐ1年。被災不通区間となっていたJR九州の豊肥本線と南阿蘇鉄道で復旧へ向けた取組みが始まるようだ。豊肥本線はまず肥後大津~立野の復旧をめざす。南阿蘇鉄道立野~中松間の復旧へ向けた協議会も設立される見込みで、熊本~高森間の鉄道ルートが復活しそうだ。

      [2017/3/22]
    • 第61回

      電車初の重要文化財指定へ - ともに日本の電車時代幕開けの象徴だった

      3月10日、文化庁の文化審議会は、国宝として7件、重要文化財として37件の美術工芸品を指定すると文部科学大臣に答申した。その中で、歴史資料の部として鉄道関連が2件あった。どちらも電車で、1914(大正3)年に製造された鉄道院のナデ6141号電車と、1927(昭和2)年に製造された東京地下鉄道1001号電車だ。

      [2017/3/15]
    • 第60回

      2017年3月ダイヤ改正、市販の時刻表に最も影響を与えた路線は?

      JRグループは3月4日、例年より少し早くダイヤ改正を実施した。利用者にとって使いやすい運行ダイヤに改め、自社の利益を高める目的があると筆者は思う。市販の時刻表のダイヤ改正号を眺めると、2つの特徴が掲載位置に反映されていた。

      [2017/3/9]
    • 第59回

      観光列車の新段階「トワイライトエクスプレス瑞風」「HIGH RAIL 1375」

      先週の鉄道の話題はなんといっても「TWILIGHT EXPRESS(トワイライトエクスプレス)瑞風」の完成披露だろう。その陰に隠れてしまったけれど、JR東日本が小海線に投入する「HIGH RAIL 1375」も興味深い。どちらも観光列車の新しい時代を告げる列車だ。観光列車のブームはまだまだ終わらない。

      [2017/3/3]
    • 第58回

      さようなら583系、鉄道旅行全盛期の象徴だった

      国鉄時代の名車がまた消える。JR東日本に1編成のみ残っていた583系が4月8日をもって引退すると発表された。昼も夜も運行できる車両として誕生し、高度成長期に大活躍した寝台座席兼用電車だ。もう同じ企画で設計される車両は現れないだろう。

      [2017/2/22]
    • 第57回

      葛飾区が南北鉄道路線の調査費を計上 - 東京の新路線構想に動き

      先週は東京の新路線構想に動きが2つ。2017年度予算で葛飾区が貨物線を利用したLRT構想に調査費を計上した。南北方向の鉄道路線を整備し、地域の一体化をめざす。地下鉄よりも投資額が小さいから、実現の可能性は高そうだ。

      [2017/2/15]
    • 第56回

      減少続く車内販売、廃止発表より事業者公募を望みたい

      JR北海道は3月4日のダイヤ改正で車内販売サービスを大幅に削減する。JR北海道については景気の悪い話ばかりで、いよいよサービス低下を招いたかと思われそうだ。しかし車内販売の削減は全国的な傾向だ。その理由はさまざまだけれど、商売が下手だと思う部分もある。この際、やる気のある事業者に門戸を広げてもいいと思う。

      [2017/2/8]
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