既婚女性のへそくり額、どれくらい?

額縁の裏側、台所のツボや床下、そしてタンス貯金……。へそくりの隠し場所はいろいろ思い浮かぶが、既婚女性の最新へそくり事情は一体どのようなものなのだろうか。マイナビニュース会員の中から既婚女性300名に、へそくり額とため方について聞いてみた。

>>男性編も見る

Q.へそくり額を教えてください


1位 10万円以下 15.0%
2位 100万円以下 11.3%
3位 30万円以下 10.7%
4位 50万円以下 9.0%
5位 300万円以下 8.0%



■10万円以下
・「一日300円と決めて押し入れに隠している」(25歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「アンケートなどにこたえてコツコツとためた」(28歳女性/医療・福祉/専門職) ・「職場の天引き貯金」(28歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)



■100万円以下
・「ランチ代節約」(35歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「収支をごまかして報告している」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「ボーナスの支給額を少な目に申告」(29歳女性/医薬品・化粧品/技術職)



■30万円以下
・「学生のころのバイト代」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)
・「前職の時の失業保険」(26歳女性/食品・飲料/その他)
・「日々のやりくりで」(35歳女性/その他/その他)



■50万円以下
・「もともと結婚前に少しためていた額をキープ」(25歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「短期のバイト」(24歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「毎月の切り詰めの残り」(28歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)



■300万円以下
・「独身時代からの口座にこまめに入金」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「自分で働いた分は自分のこづかいとして自身の口座にためている」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「残業代が出ているのに残業代がつかないと言ってその数万円を大切にためた」(28歳女性/生保・損保/秘書・アシスタント職)



■番外編: 高額へそくり、うらやましい限り……
・「1000万円以上: 毎月コツコツと貯金したのと投資信託」(37歳女性/金融・証券/営業職)
・「1000万円未満: 親の遺産」(48歳女性/小売店/事務系専門職)



■総評
1位は「10万円以下」。へそくりの出どころは、生活費からで、繰越金を貯金したり、つもり貯金をしたりと、こつこつ地道にためているという回答が目立った。2位は「100万円以下」。この金額になると、節約や貯金ばかりでなく、「運用」で稼いでいるという意見も。また現在のやりくりと同時に、昔の貯金を大事にしている女性も少なくない。

3位の「30万円以下」、4位「50万円以下」でも、学生時代のバイト代や、独身の頃に稼いだお給料を今も別口座で温めている、という意見が多く見られた。5位「300万円以下」の金額になると、自分で働いた給料や残業代をこつこつとためてきたという人が目立つ。

驚いたのは、男女のランキングを比較すると300万円以上の高額へそくりの割合が女性の方が多いということ。女性が家計をにぎっていることが多く、収支をごまかすのも簡単、また働いて稼いだお金も別口座などに分けておきやすい状況にある、ということか。ちなみに私は、500円玉を使わないで必ず貯金することにしている。たまるぞ。

(文・アリウープ 中嶋絵里)

調査時期: 2012年9月15日~2012年9月22日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 既婚女性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート