ペンタブレット「Intuos5」に搭載されている「ファンクションキー」機能。 本連載では、ファンクションキーをカスタマイズし、Photoshopの操作をさらに快適にするペンタブレット活用方法を紹介していきます!
本日は「ブラシツール」、「鉛筆ツール」にまつわる目からウロコのファンクションキー設定をご紹介します。
Photoshopの「ブラシツール」、「鉛筆ツール」のショートカットキーはいずれも「B」で、同じブラシ系のツールグループ内での切り替えは「Shift+B」を押す事で操作できます。「ブラシ」を使用中に「Shift+B」を1回押せば「鉛筆」ツールに切り替わるというわけです。
しかし、ブラシのグループには、ほかにも「色の置き換えツール」、「混合ブラシツール」の2種類が入っているため、「鉛筆」からまた「ブラシ」へ戻ってくるためには「Shift+B」を3回押す必要があります。
この動作をファンクションキーへ一括してしまおうというのが本日のアイディアです!
本日の割り当て
【鉛筆ツール使用時にブラシツールへ切り替え】
Shift+B, Shift+B, Shift+B
例えばイラストを描いているときに、アウトラインは鉛筆ツールでくっきりと描き、着彩はブラシツールでぼかしながら行うという方も多いと思います。制作途中で鉛筆とブラシを持ち替えながら描き進めていくシーンもあるはず。そんな時に、キーボードショートカットキーを3回押す手間をファンクションキーのボタンひとつにまとめてしまえば、ちょっとした時間短縮になります。
タブレットの処理能力も高いので、3連打分を登録しても処理スピードには全く問題なし。ほかにもこのようなコンビネーションのアイディアを考えれば、よりファンクションキーの活用法が広がるかもしれませんね!