【連載】

The Healthy-Healthy

26 ダイエットソーダって本当にダイエット効果あり?

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食べるものはそれなりに太りそうな物を食べるくせに、飲み物だけはダイットドリンクって人、結構多いんじゃないでしょうか? これって、太る物を食べていることからの罪悪感をダイットドリンクを飲むことで打ち消しているのかも……でも、今回取り上げる記事はそんな人たちへの警告です。

まずは記事の冒頭にある、"Many of us justify a diet drink habit as a way to cut calories and lose weight. For some it can work, at least for awhile."といった下りに注目してみましょう。この意味はというと「わたしたちの多くはダイエットドリンクを、カロリーをカットし体重を減らすものと正当化しています。確かに一部の人には有効でしょう、少なくともしばらくの間は」。

そこでズバリ質問 : ダイエットドリンクは「ダイエット」に効果あり?、それとも無し?

記事にもあるように、"the American Journal of Clinical Nutrition"に公表された内容によると"a soda with artificial sweeteners for a sugary beverage can help lower calorie intake, but there’s no evidence it helps you keep off the pounds in the long-term"「人工甘味料を含んだ飲み物はカロリーの摂取量は押さえることが出来るが、長期においては体重を減らす兆候は見られない」とのこと。

さらには最近の2つの研究調査においては"being a diet soda junkie could actually put you at a greater risk of weight gain"とあるように「ダイエットドリンクの常習者は体重を減らすどころか増えてしまうリスクが非常に高い」といった結果を得たんだとか。

そしてダイエットドリンクを一日3回かそれ以上摂取、最低でも週に21回飲み続ける実験では、7年から8年後には、なんと太りすぎ、または、肥満体になってしまう確率が、ダイエットドリンクを飲まない人に比べ一気に2倍にもなってしまうんだそうです。その上最近の研究では、1日1回だけでも、ダイエットドリンクを長期にわたって常習し続けると、ウエスト周りは太くなり、糖尿病(diabetes)や高血圧症(hypertension)、さらには心疾患(cardiovascular disease)などになる確率もグーンと上ってしまうんだそうです。

何故このようなことが起きてしまうかは、記事よると「ダイエットドリンクに含まれる人工甘味料が脳の糖分受容体を刺激してより空腹感が増し、結果食べる量が増える。そして一度そうなってしまうと、人は自然の果物や野菜、豆類などが持つ糖分レベルでは到底満足出来ず、よりカロリーが高い甘い食べ物を欲するようになってしまう」と説明しています。

まーここまでくれば、人工甘味料(カロリー減、もしくはカロリーゼロ)を含むダイエットドリンクは、あまり勧められる物ではない。摂取するに当たっては十分心して、摂りすぎには注意すべきだということは分かっていただけたでしょう。

さらに記事はどうしても甘い物を飲みたいときは、ダイエットドリンクの代わりとして :

・普通の水かミネラルウォーター
・コーヒーかお茶

に1オンスに1グラム程度の砂糖を加えて飲むことを勧めています。つまりこの基準でいくと、普通のコップ1杯に小さじ2杯程度の砂糖を入れて飲む方がましなんだとか。

でも一番のお勧めは :

無糖無塩の炭酸水をオレンジ、レモンで味付けするか、輪切りにしたライム入れて飲むかだとか。なんとキュウリでも結構イケるんだそうですよ。

「最近どうも太り気味で……」とお悩みのあなた、こんなお勧めドリンクでダイエット試みてみてはいかがでしょう!?

今回のURLは、Dieting? Why you should ditch the diet soda - Health - Diet and nutrition - msnbc.com

興味がある方は是非チェックしてみてください。

英語ワンポイント :

タイトルにある"ditch"という単語には「見捨てる、見捨てて逃げる、置き去りにする、ほったらかす、見限る、厄介払いする」などがあり、通常は"throw away(捨てる)"とか"give up(諦める)"、"let go(手放す)"などの代用語としても使われます。

ではまた次回。

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インデックス

連載目次
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第45回 これは驚異! こんな手術法があったとは!!
第44回 ランニングマシーンに乗っても長生きは約束されない!? 長生き"新"8箇条
第43回 つい必要以上に携帯をチェックしまうあなたがそこにいたら……!?
第42回 誰もがギターの名手になれる魔法の手「PossessedHand」
第41回 スイスでは、法律で"assisted suicide"(幇助自殺)が認められている
第40回 結局のところ、塩の摂りすぎは体にいいのか、それとも悪いのか?
第39回 自分の寿命が簡単に計れるとしたら、あなたはどうしますか?
第38回 失恋の痛み、脳はどう感じるんだろう?
第37回 栄養ドリンクの次は"癒しドリンク"!? 海外で話題の"sedating soda"とは?
第36回 足の爪は肺がんになるかどうかのバロメーター!?
第35回 海外報道が伝える『Fukushima Heroes』
第34回 多言語能力がアルツハイマーの発症を遅らせる!?
第33回 えっ!! マウスウォッシュが足の匂いに効くの??
第32回 運動前のストレッチって無意味どころか、有害の可能性も…!?
第31回 ガン細胞の増殖、転移は止めることが出来るかも!?
第30回 想像力こそが最強のダイエットマシーン!?
第29回 心臓移植の方法が今後大きく変わるかも!?
第28回 ノートパソコンを膝に乗せて使うのは男性諸君にとっては危険な行為!?
第27回 タバコのパッケージもついにここまで…
第26回 ダイエットソーダって本当にダイエット効果あり?
第25回 心肺蘇生に新たな方法が!
第24回 12の健康にまつわる言い伝えの信憑性
第23回 "根性"で小指の再生に成功した女性の話
第22回 電子タバコは喫煙家の救世主になりえるのか? それとも……?
第21回 年の差結婚にはご用心!?
第20回 乳がんに朗報!? アメリカで話題となっている驚くべき内容とは?
第19回 もし、とんでもないときに目覚めたら……!!!
第18回 500ミリ缶1本でOK!? - ビールは骨の"母"
第17回 自分って臭い…? 体臭恐怖症が心身に与える恐ろしい影響
第16回 子どもは母親の声だけでも癒される!?『A mom's voice is powerful medicine』
第15回 ある日突然、母国語を忘れてしまった少女のお話
第14回 水は一日にどれぐらいとるべきか?
第13回 話題の3-D映像が人体に与える影響は?
第12回 使用期限切れの化粧品はバイ菌の宝庫って…!? - msnbc.com
第11回 タバコがあなたの外見に及ぼす15の害
第10回 心理テストから見えてきた? 長生きは"幸せ度"に関係する
第9回 海外で注目される、女性必見の"Superfood"たち
第8回 携帯電話の電磁波って、体にいいの? それとも悪いの?
第7回 最新の老眼治療『Monovision』って何ぞや……?
第6回 脂肪細胞が人の命を救うかも…!?『Study: Human fat yields multipurpose…
第5回 死んだはずの母子に起きた奇跡『"Miracle" Mom and Baby "Dead…』
第4回 赤ちゃんの泣き声って国ごとに違うの!? 「Babies Cry With……」
第3回 あの"女性版"が出るかも…!? - Sex Pill to Help Women's Desire…
第2回 驚くべき心臓移植手術の話~『Girl's heart heals itself 10 years after transplant』
第1回 『Contact lens can dispense drugs to eyes』~目薬にまつわるお話~

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