フリーアナウンサーの古舘伊知郎がこのほど、フジテレビ系新バラエティ番組『モノシリーのとっておき~すんごい人がやってくる!~』(3日スタート、毎週金曜19:00~)の初回収録に臨み、「あえて『面白くない』って言うのはどうですか!」と、独自の表現で番組の魅力をアピールした。

古舘伊知郎(左)と山崎夕貴アナウンサー=フジテレビ提供

この番組は、その道のプロ(=モノシリー)たちが、とっておきの話を映像・写真で熱弁してくれるというもの。企画には『ダウンタウンのごっつええ感じ』『笑う犬』シリーズ(いずれもフジ)、『ドキュメンタル』(Amazonプライム・ビデオ)などを手がけてきた小松純也氏が名を連ねる。

初回放送では、日本一と呼ばれる下町の鮮魚店「根津松本」の店主松本秀樹さんが「今食べるべき魚ととっておきの調理法」を、世界の夜を彩り続ける照明デザイナー・石井幹子さんが「絶対見てほしい!世界のすごいライトアップ」を、そして、ウイングスーツで空を飛ぶリアル"鳥人間"・伊藤慎一さんが厳選フライトなどを紹介していく。

収録を終えた古舘は「本当に面白かったですね~勉強になりました!」と振り返り、スタジオセットの「ちゃぶ台」に手応え。「半年もしたら『ちゃぶ台効果』という言葉が現代用語の基礎知識に載るのではないか。皆さん積極的にお話くださるので。効果ありますよ」と感心した。

その面白さを伝えるために、「一生懸命言うと、視聴者の方々は『そんなに~?面白いの?」っておっしゃるかもしれないので、あえて『面白くない』って言うのはどうですか!」と提案すると、『フルタチさん』から引き続きアシスタントを務める山崎夕貴アナから「観ていただけないですよ!(笑)」とツッコミ。それを受け、古舘は「『日本一美味しくないラーメン』とか『世界最低の遊園地』という売り文句で注目され、お客さんが入ったケールがありますからね。それくらい面白い!って言いたいです!!!」とアピールした。

2回目以降にも、日本一の八百屋さんと呼ばれる東京・北千住「杉本青果店」店主の杉本晃章さん、プロフィギュアスケーターの安藤美姫、動物写真家の岩合光昭さんなどの"モノシリー"たちが登場予定。

古舘は「僕ね、よる7時台ではなくて10時台にやった方がいいんじゃないかと思ったんですよ。それでフジテレビの編成局長にそう言ったら『10時台ではやらない、7時で勝負せい』って言われました(笑)。気を入れ直して、頑張ります!」とあらためて意気込みを語った。

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