俳優の西島秀俊が27日、都内で行われた「金メダリストが語る!WHO I AMフォーラム with OPEN TOKYO」に、松岡修造、マールー・ファン・ライン選手、国枝慎吾選手、朝原宣治氏らとともに出席した。

西島秀俊

東京パラリンピックが開催される2020年まで5年にわたり世界最高峰のパラアスリートに迫るドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』。シーズン2(10月29日スタート 毎週日曜よる9時 WOWOWプライムにて放送)では、3年後に迫るTOKYO2020にやってくる予定のメダリスト5人に加え、来年3月に平昌パラリンピックを控える冬季競技のメダリスト3人も登場し、世界トップのアスリートが放つ"これが自分だ!"という輝きを描く。

同番組でナビゲーター&ナレーターを務める西島は、シーズン1で国枝選手とマールー選手の番組を担当した感想を聞かれると「お二人は競技のレベルを上げて、競技自体を変えてきたので、その強さや美しさ、強烈な個性を感じましたね」と話し、「人生をすごく楽しんでいる。情熱と信念を持って夢を語らう姿とか、パートナーと一緒に過ごす姿を見て、"自分はこんなに人生を楽しんでいるかな"って、正直、嫉妬を覚えるくらいでしたね」と告白した。

シーズン2の見どころを聞かれると「シーズン1はリオへの道というテーマがあったんですけど、シーズン2は勝ち負けよりも、より選手たちの哲学や言葉、情熱や人生をどれだけ楽しんでいるかというところに、よりフォーカスされたものになっています」と紹介し、「シーズン1もそうでしたけど、僕もナレーションをしながら感動して、声が震えてNGになったりするくらい、素晴らしいシリーズになっていますので、ぜひ楽しみに待っていてください」とアピールした。

また、イベント後の囲み取材で、松岡から「西島さんの"WHO I AM"。自分自身は何だと思いますか?」と質問された西島は、「難しいなあ…」と苦笑いを浮かべつつも、「僕は俳優なので、演ずることによって自分を昇華したいという思いはあるんですけど、今回、アスリートの皆さんがパラアスリートをもっと広めたいという思いとか、そういう活動を積極的にされていて、そういう姿を見ていると、自分ももっともっといろんなことに興味を持って広めていきたいなと思いますね」と感慨深げに語った。