ダイハツ工業は6日、「第45回 東京モーターショー2017」に、ワールドプレミア4車種4台とジャパンプレミア1車種1台の計5車種5台を参考出品するほか、1台の市販予定車と10台の市販車を出展すると発表した。今年の東京モーターショーは東京ビッグサイトで10月25日から開催。10月28日から11月5日まで一般公開される。

ダイハツは東京モーターショーにワールドプレミア・ジャパンプレミア計5車種5台を参考出品する

今回出展するコンセプトカーでは、少子高齢化や働き方の多様化など、身近にさまざまな社会課題・環境変化がある中、ダイハツならではの視点から「軽やかに輝いた暮らし」を提案。軽自動車を核にコンパクトカーまで展開してきたダイハツの良品廉価なものづくりの技術・アイデアを発展進化させた、未来のラインナップを想起させる2台の軽自動車「DN PRO CARGO」「DN U-SPACE」と、3台のコンパクトカー「DN COMPAGNO」「DN TREC」「DN MULTISIX」のバリエーションとした。

その他、市販予定車の「ハイゼット カーゴ」(「スマートアシスト III」搭載車)や、特別色を施した「ブーン シルク」「トール カスタム」も展示される予定だ。

特別色の「ブーン シルク」「トール カスタム」も出展

「DN COMPAGNO(ディーエヌ コンパーノ)」は、1963年に発売した「コンパーノ」のスタイリッシュなデザイン思想を継承したコンパクト4ドアクーペ。大人2人がゆったり過ごせる前席優先パッケージや上質なインテリアと合わせ、自分らしい生活を楽しみたいアクティブシニアに向け、豊かなセカンドライフを彩るモデルとした。

「DN PRO CARGO(ディーエヌ プロ カーゴ)」は、1957年に発売した「ミゼット」の使い勝手の良さと高い拡張性を継承した、軽自動車が持つ便利さを徹底的に追求した商用EVモデル。低床フラットフロアによる室内大空間と用途に合わせて変化させられる荷室を実現し、地域を問わずさまざまな業種で幅広い人々の仕事のパートナーとなるモデルとした。

「DN U-SPACE(ディーエヌ ユースペース)」は、モアスペース系軽自動車としての使い勝手を向上させた。モダンプロダクト的なシンプルさを持った内外装に660ccガソリンエンジンを搭載。ハンズフリー機能を備えたBピラーインの大開口前後スライドドアや、助手席チップアップシートによる室内ウォークスルー、前席パノラマビューなどによる使い勝手の良さを特徴とする。

「DN TREC(ディーエヌ トレック)」は、日常と趣味の両立を実現するコンパクトでスタイリッシュなSUV。アクティブ・ファン・タフをテーマにした上質でコンパクトなスタイリングとインテリアに、1,200ccハイブリッドもしくは1,000ccターボを搭載。日常と趣味の両立を実現するアクティブビークルとなっている。

「DN MULTISIX(ディーエヌ マルチシックス)」は、コンパクトで使い勝手の良いプレミアム6人乗りミニバン。使い勝手とプレミアム感を両立したコンパクト3列ミニバンで、2列目シート間のウォークスルーによって3列目シートのユーティリティを向上させている。パワートレーンは1,500ccガソリンエンジンを搭載した。

「DN COMPAGNO」外観・車内イメージ

「DN PRO CARGO」外観・車内イメージ

「DN PRO CARGO」外観・車内イメージ

「DN U-SPACE」

「DN U-SPACE」外観・車内イメージ

「DN TREC」外観・車内イメージ

「DN MULTISIX」外観・車内イメージ