愛知ドビーは10月3日、炊飯器&調理器具「バーミキュラ ライスポット」の新色として、「トリュフグレー(RP23A-GY)」と「シーソルトホワイト(RP23A-WH)」を発表した。発売日は11月9日で、10月4日からバーミキュラ公式オンラインショップにて先行予約を開始する。直販価格は税別79,800円。

バーミキュラ ライスポットのシーソルトホワイト(左)、トリュフグレー(中央)、従来モデル(右)

バーミキュラ ライスポットは2016年12月に発売された、愛知ドビーが「世界一、おいしいご飯」を目指して開発した炊飯器だ。米を炊く炊飯モードだけでなく、無水調理、ロースト、炒め調理、スチームといった調理に対応する調理モードも搭載する。

調理器となる鋳物ホーロー鍋の「バーミキュラ」と、IH熱源のポットヒーターがセットになった構成で、ホーロー鍋をポットヒーターにそのまますっぽり入れて使用する。このため、鍋だけ普通のホーロー鍋としてコンロなどで利用したり、ポットヒーターに別のIH対応のホーロー鍋を入れて使うことも可能だ。

ホーロー鍋の蓋を開けたところ。鍋底にはリブと呼ばれる独特の波紋状の凹凸が付けられていて、底に近い食材だけ加熱されるのを防ぎ、米を踊らせる効果も持つ

ご飯の炊きあがりのイメージ

ポットヒーターは30~95℃までの温度設定機能を備え、一定の温度に保ち続けるのが難しい低温調理や発酵などにも利用できる。ユーザーの中にはバーミキュラ ライスポット用のホーロー鍋も購入し、炊飯と調理の両方に利用するケースもあるという。

今回の新色は、ユーザーからカラーバリエーションを求める声が多かったことに応えたもの。開発担当でもある代表取締役副社長の土方智晴氏によると「ホワイト系を用意するうちに、これだけじゃ足りない、別のグレー系も用意しようということになった。どちらも50パターン以上の試作品を作って色合いを検討した。社内の女性からはグレーのほうが人気が高い」とのこと。

また、代表取締役社長の土方邦裕氏は「普段から料理をよくする料理感度の高い人はもちろん、これから料理を始める人にも使ってみてほしい。付属のレシピブック通りに作れば、失敗することなく確実に美味しく調理できる。特に高いお米じゃなくても美味しく炊けるところは注目してほしい」と述べた。

鍋・取手側がW311×D296×H208mm(鍋含む)で、調理器部のみの幅は259mm。重量は約6.9kgで、調理器部のみの重量は約2.9kg。鍋容量は約3.7Lで、炊飯可能な量は白米と玄米が1~5合、おかゆが1~1.5合。定格電力は1350W、電源コード長は1m。付属品は、専用リッドスタンド×1、米用計量カップ×1、水用計量カップ×1、レシピブック×1。

発表に合わせて、都内でメディア向け内覧会も実施。新色のバーミキュラ ライスポットで炊いたご飯と、ローストビーフなどを試食した。

試食会で用意されたおにぎりとローストビーフを堪能する、マイナビニュース・デジタルジャンルの林編集長。おにぎりはカラーのイメージとなったトリュフと松茸を具にし、ドーバー海峡で採れる塩(シーソルト)を使ったという。ローストビーフはホリエモンこと堀江貴文氏と浜田寿人氏がプロデュースした「WAGYUMAFIA」から提供された和牛の3つの部位を用いている。もちろん、激ウマ!!