学情は9月21日、「2018年卒学生就職意識調査レポート」を発表した。調査は8月21日~31日、同社運営の就職情報サイト「あさがくナビ2018」に登録する2018年卒業予定の学生を対象にインターネットで行われ、476件の有効回答を得た。

「インターンシップについて」

まず、インターンシップについて聞いたところ、参加した学生は昨年より5.1pt増の67.2%と年々増加傾向にあることがわかった。参加時期は、長期休暇がある「8月」(47.6%)や「2月」(39.8%)が多く、スケジュール調整がしやすい時期を利用して参加している学生が多かった。

また、「内々定を得た企業の中に、インターンシップに参加した企業はありますか」という質問に対して、28.2%が「はい」と回答。その割合は、昨年から4.7pt増加した。

「企業セミナーについて」

企業セミナーへの参加開始時期は、昨年と同様に「3月から」が最も多かったが、4人に1人の学生が「2月以前から」(25.4%)と回答していることから、就職活動開始の早期化が進んでいることが伺えた。

また、参加社数についても、昨年と同様に「0~10社」(31.1%)や「11~20社」(26.3%)と回答した人が多かったが、「21社以上」の回答については、いずれも昨年より減少。セミナー参加先企業は数が絞り込まれる傾向にあることが読み取れた。