SF映画の金字塔と言われる『ブレードランナー』(1982年)の続編『ブレードランナー 2049』(10月27日公開)で"ブレードランナー"デッカードを演じる俳優のハリソン・フォードが来日することがこのほど、明らかになった。映画のプロモーションとして9年ぶり、"ブレードランナー"としては35年ぶりの来日となる。

"ブレードランナー"デッカードを演じるハリソン・フォード

「スター・ウォーズ」シリーズや、「インディ・ジョーンズ」シリーズなど、数々の代表作を持ち、幾多の作品で来日を果たしてきたハリソン・フォード。御年75歳でありながらハリウッドの第一線で活躍を続ける“レジェンド俳優”は、老若男女、全世界で圧倒的な人気を誇っている。そんな彼が、俳優人生の集大成ともいえる70歳(古希)を迎えて以後、初の来日に選んだキャラクターは、ハン・ソロ、インディ博士と並ぶ彼の代名詞であり、自身の人気を確立させたブレードランナーの“デッカード”となった。

「ブレードランナー」で現在にも続くカルト的人気を支えているのが主人公“デッカード”だ。ハリソンがこの“デッカード”として来日するのは今回が2度目。1982年、前作『ブレードランナー』で来日した際は、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(80)、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(81)と大ヒット作へ立て続けに出演した直後のタイミングで、“人気絶頂のハリウッド俳優”に日本中が大注目。当時のインタビューでは「デッカードは、これまでのインディ・ジョーンズやハン・ソロとは違ったタイプの男なんだ」とハリソン本人が語り、彼の新たな魅力に日本中が沸いた。

一昨年には、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で30年ぶりにハン・ソロを演じ、来日にも期待が集まったが、残念ながらその夢は叶わず。そんな「スター・ウォーズ」でさえ実現しなかった来日が、「ブレードランナー」で果たされる。

さらに、“世界で最も美しい顔100人”の常連で、そのセクシーでキュートすぎる容姿が話題になりそうなアナ・デ・アルマス、モデル出身の世界が認める美貌とマルチな演技力を持つ"魅惑の美女"シルヴィア・フークス、前作『メッセージ』以来、約半年ぶりの来日となるハリウッドの新鬼才ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督らの来日も決定。ハリソン・フォードら豪華キャストと監督は、10月18日実施予定のジャパンプレミアにて、日本のファンの前に登場する予定だ。