「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)で、つぶらな瞳とフサフサな毛並みに小さな体がキュートな新キャラクター"ポーグ"の場面写真が20日、公開された。

チューバッカとミレニアム・ファルコン号に乗り込むポーグ

特徴的な口をきゅっと結んで凛々しくたたずむポーグの隣には、チューバッカの姿が。そしてポーグとチューバッカが並んでいるのは、ミレニアム・ファルコン号の操縦席のようだ。ハン・ソロの代わりにミレニアム・ファルコン号の船長になったつもりなのか、勝手に乗り込んでしまったのか?

前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、フォースを覚醒させたヒロイン・レイが、伝説のジェダイ=ルークと出会った惑星オクトー。ジェダイ騎士唯一の生き残りであるルークが、静かに身を潜めていたその惑星に生息するのがポーグだ。ポーグは「スター・ウォーズ」のキャラクターの中でも珍しい、空を飛べるキャラクター。実はライアン・ジョンソン監督が、オクトーのロケ地となったアイルランドの世界遺産スケリッグ・マイケル島に棲む海鳥ニシツノメドリからインスパイアされてできたのだという。

ペンギンのようなニシツノメドリは、目の周りの模様が”困り顔”に見えてカワイイと話題を呼び日本でも人気が高い。ポーグは、身体の配色や足のオレンジ色がツノメドリによく似ている。さらに、ポーグにはオスとメスがおり、その見分け方は“目の周りの色”に注目。目の周りがオレンジのポーグがオス、白がメスで性別が分かれているそうだ。

キュートな新キャラクターのポーグだが、本作では一体どんな活躍を見せるのか。ライアン・ジョンソン監督は「スター・ウォーズ」の世界に、クスッと笑わせてくれる新しいキャラクターを登場させたかったそうで、「ポーグは『スター・ウォーズ』史上最もカワイイキャラクターの一人なんだ」とすっかりメロメロの様子。「ポーグはオクトーに棲んでいるんだ。たまたまチューバッカと出会うんだけど、いたずらっ子でチューバッカを困らせて悩ませるお茶目なやつさ。撮影現場でもデイジー・リドリーをはじめ、みんなすっかり夢中になっていたよ」と話している。

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