ディスコは9月14日、2018年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象とした「9月1日時点の就職活動に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2017年9月1~6日、有効回答は1,123人。

就活で後悔していること、1位「自己分析」

9月1日現在の内定の状況を尋ねると、内定率は前月比3.2ポイント上昇の91.4%と高い数値を記録。前年10月1日時点の内定率(91.2%)を0.2ポイント上回った。

内定率の推移

内定者のうち、就職先を決定して就活を終了したのは前月比4.5ポイント上昇の91.6%。全体の中では、就職先を決定して就活を終了したのは83.7%、複数内定を保留しているなど未決定の人は2.9%で、合わせて86.6%が就活を終了していた。

就活を継続している学生は全体の1割強。就活継続者の持ち駒企業(平均)は2.3社で、前月より0.4ポイント減少した。今後の方針を聞くと、「新たな企業を探しながら、幅広く持ち駒を広げていく」が41.3%と最も多く、前月より7.1ポイント増加した。また、ここまでの就職活動で後悔していることは、1位「自己分析」(54.9%)、2位「業界研究」(46.0%)、3位「企業研究」(45.1%)、4位「面接試験対策」(40.7%)となった。

就活を終了した学生に内定者集合の有無を聞くと、「内定者集合があった」との回答は57.0%と、6月時点の28.0%から約2倍に増加した。

リクルーターとの面談経験の有無については、全体の34.5%が「経験がある」と回答。接触した時期は、4月55.8%、3月48.1%、5月43.4%、2月23.0%と、3月以前にも一定数の接触があることがわかった。