マイボイスコムはこのほど、「虫刺され薬」に関する調査結果を明らかにした。同調査は8月1日~5日、10代~50代以上の男女1万1,152名を対象にインターネットで実施したもの。

ここ2~3年、どのような虫に刺されましたか?

自身が虫に刺されやすいか尋ねたところ、合計で52.9%が「刺されやすい」または「どちらかといえば刺されやすい」と回答した。男女別に見ると、女性の方が比率が高く、男性20代は4割強、女性30代以上では6割弱となっている。北海道では、刺されやすいという人が他の地域より低い傾向にあることがわかった。

ここ2~3年、どのような虫に刺されたか尋ねると、「蚊」が92.5%で最も多く、「ダニ」(15.4%)、「ブヨ」(8.2%)が続いた。蚊に刺された人の対処法について聞くと、最も多い回答は「市販の薬を使う」(70.8%)だった。「水で洗い流す」は10.6%、「石けんで洗う」は4.5%、「病院で処方された薬を使う」は4.1%だった。男性20~40代では、「特に何もしない」が4割弱で他の層より高くなっている。

蚊に刺された人の対処法

虫に刺されたときに利用する市販薬の重視点を尋ねると、「効き目の強さ」(59.8%)や「即効性」(47.8%)が多かった。「効果の持続性」「価格」「使い慣れている」「スーッとするかどうか」は2~3割となっている。「即効性」は50代以上、「使い慣れている」は女性50代以上で比率が高かった。

虫に刺されたときに利用する市販薬の重視点

虫に刺された際に利用する市販薬はどのような用途・タイプのものかを聞いたところ、「大人用」が市販薬利用者の57.4%、「スーッとするタイプ」が36.6%、「強いかゆみ用」が10.3%、「かぶれや皮膚炎など、虫刺され以外にも使える」「携帯用」が各7%だった。

虫刺され時に利用する市販薬の不満点を自由回答で答えてもらったところ、「スポンジで塗るタイプだと自分以外が使うときに衛生面で気になる」(男性48歳)、「使いきりタイプを出してほしい」(男性37歳)、「ステロイドが入っているかどうか、もっと大きく書いてほしい」(女性41歳)などのコメントが寄せられた。