俳優の三浦翔平が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『僕たちがやりました』(毎週火曜21:00~)での演技について「じわじわと蛇のように追いつめてインパクトを残せるように演じた」と明かした。

『僕たちがやりました』に出演する三浦翔平=カンテレ提供

人生"そこそこ"で生きていければいいと思っていたトビオ(窪田正孝)とその仲間が、向かいの高校へイタズラ心で行った復しゅうが謎の爆発事件に発展したことから繰り広げられる青春逃亡サスペンスの同作。

三浦は、刑事・飯室役を演じているが、前回放送の第6話では、事実は闇の中に葬ればいいと騒いでいた彼らに、「俺のように真実を知っているやつがいるっていうことと、お前らが殺した人間の顔を伝えにきた。生きて行く中で幸せを感じるたびに思い出すんだ。一生苦しめ」と言い放ち、強烈なインパクトを残した。

三浦は、このシーンについて「なるべく原作に寄せて、なおかつ精神的にじわじわと蛇のように追いつめてインパクトを残せるように演じた」と話し、実際の撮影では「カメラアングル、タイミングなど監督と何度も打ち合わせを重ねた」と明かした。

また、三浦は自身の役を「トビオたちを淡々と追い詰めるクールな刑事」と分析。原作の見どころについても「人間の醜い部分や愚かな部分にとても共感でき、ところどころにギャグが入っているところが面白い」と魅力を語っている。

きょう29日放送の第7話では、前回のラストで「幸せが気持ち悪い」とつぶやいて学校の屋上から飛び降りてしまったトビオだったが、奇跡的に一命をとりとめ、まるで生まれ変わったかのように言動が変化。そんなトビオに市橋(新田真剣佑)も驚きを隠せない。