8月21日~8月27日までの1週間に発表された、PC関連の注目ニュースをダイジェストでお届けする。
先週は21日(米国時間)、Intelが予告通り最新CPU・第8世代Intel Coreプロセッサを発表した。製造プロセスは第7世代同様14nm+を採用し、まずは型番に「U」が付いたTDP15Wの製品を、2in1 PCや薄型ノートPC向けに投入する。大きな特徴は、従来U型番のCore i7/i5プロセッサが2コア/4スレッドの実装だったところ、この第8世代ではすべて4コア/8スレッドの実装となるところ。第8世代のCore i7/i5では、コアとスレッド数の強化に加え、マルチタスク処理で最大40%の性能向上を実現するとのことだ。搭載デバイスは2017年9月1日からドイツ・ベルリンで開催される「IFA 2017」などで発表される見込み。
【関連記事】Intel、第8世代Coreプロセッサ発表 - 薄型ノート向け製品も4コアへ |
---|
一方で23日頃には、AMDのハイエンドデスクトップ向けCPU「Ryzen Threadripper」の値下げが確認された。Ryzen ThreadRipperは、"Zen"アーキテクチャベースのハイエンドCPUで、すでに市場に投入されているメインストリーム向けCPU「Ryzen」シリーズの上位に当たるモデル。8月11日に日本国内で発売したが、発売時は16コアモデル「Ryzen Threadripper 1950X」が税別145,800円だったところ、17,800円引きの税別128,000円で、各PCパーツショップが販売している。12コアモデルの「Ryzen Threadripper 1920X」も13,000円引きの税別102,800円となった。
【関連記事】Ryzen Threadripper、2週間足らずで大幅値下げ - 1950Xが税別128,000円に |
---|