アイドルグループ・嵐の松本潤が23日、都内で行われた映画『ナラタージュ』(10月7日公開)のレッドカーペットイベントに、有村架純、行定勲監督とともに登場した。

有村架純

同作は、作家・島本理生による同名の恋愛小説を実写化。高校の時の演劇部顧問教師・葉山(松本)に想いをよせる泉(有村架純)は、卒業以来1年ぶりの再会に想いをつのらせ、葉山の方もまた泉に複雑な感情を抱える。

大階段に敷かれたレッドカーペットに登場した松本は、前髪をりりしくあげたタキシード姿。黒の蝶ネクタイでシックに決めた。有村の手を取り、紳士的にエスコートしながら階段を降りると、集まったファンからは悲鳴が上がっていた。

松本は「お暑い中お集まりいただきありがとうございます」と丁寧に挨拶し、「いよいよみなさんに見ていただけるタイミングになりました。ワクワクしています」と心境を表す。「たくさんの方々に愛してもらえる、そんな作品になったらとも思います」と笑顔を見せた。

また、有村は「本当にこの日が来るのが楽しい反面、不安でもあったんですが、見ていただいた皆さんに何か心に残るものがあったらいいなと願っております」と頭を下げた。「10年間粘りに粘って完成した」という行定監督は、「松本潤くんと有村架純さんに出会うことで素晴らしい映画になったと思います」と自信を見せた。