女優の高月彩良が、カンテレのドキュメンタリー番組『ザ・ドキュメント 家族になる~茗荷村と夜空の君と~』(19日深夜1:45~2:40 ※関西ローカル)で、ナレーションを担当する。

ナレーション収録をする高月彩良=カンテレ提供

カンテレが、隔月のペースで放送しているドキュメンタリーシリーズ『ザ・ドキュメント』。今回は、障害のある人とない人が共に暮らす共同体として、35年前に作られた滋賀県にある「茗荷村」が舞台。子どもへの虐待問題が深刻化する中で、行政から委託される「里子と暮らす村」へと変わっていった。番組では、ここで里子として育った女性・愛結美さんが、亡くなった実の母親と向き合う姿に迫っていく。

高月は、今回が20歳になって初めての仕事だが、番組を見て「愛結美さんの力強さとか、生きる姿勢が自分の中に入ってきて、最後の一行を読むときのパワーになりました」と感想。その愛結美さんと同年代の高月は「"自分"を持ち、覚悟を決めて生きている愛結美さんの姿に心を打たれました」と話す。

そして、家族について考えさせられたといい、「それぞれ生きてきた道は全然違うけど、生きていく中で大切にしなくちゃいけないものを教えてもらえたような気がしました。視聴者の方々が、家族との関係を考え直すきっかけになってほしい」と、メッセージを寄せている。