Samsung Electronicsは8月15日、SSDを内蔵した高速なポータブル外付けストレージ「Samsung Portable SSD T5」を発表した。

Samsungは昨年1月に発表したポータブルSSD「Portable SSD T3」でUSB 3.1 Gen 1 (5Gbps)を採用し、Vertical NAND (V-NAND)フラッシュメモリーとの組み合わせで最大450MB/秒のデータ転送速度を実現した。T5はインターフェイスがUSB 3.1 Gen 2 (10Gbps)に向上しており、ホストデバイスとケーブルがUSB 3.1 Gen 2に対応してUASPモードが有効になっていたら最大540MB/秒のデータ転送速度を利用可能。4K品質の動画や大量の高解像度写真のような大きなデータでもすばやく転送を完了できる。

250GBモデルと500GBモデルは本体カラーがアルアリング・ブルー、1TBと2TBはディープ・ブラック

ラインナップは、250GB (MU-PA250B)、500GB (MU-PA500B)、1TB (MU-PA1T0B)、2TB (MU-PA2T0B)。落下などによる衝撃を吸収する内部フレーム、そしてメタルケースによって最大2メートルからの落下に耐えられ、ポータブルデバイスでありながら3年の保証が付いている。本体サイズはT3と同じW74×D57.3×H10.5ミリで、重さが51グラム (2TBモデル)。

Windows 7以上のWindows PC、OS X Mavericks以上のMac、Android 4.4 (KitKat)以上のAndroidデバイス (スマートフォン/ タブレット)など幅広いデバイスをサポートする。T5本体のポートはUSB Type-Cであり、両端がUSB Type-Cのケーブルと片端がUSB Aのケーブルが同梱される。米国などで8月15日に発売開始になり、価格は、250GB (129.99ドル)、500GB (199.99ドル)、1TB (399.99ドル)、2TB (799.99ドル)となっている。