東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『屋根裏の恋人』(毎週土曜23:40~)が、きょう22日に最終回。主演の石田ひかりは「ますますツッコミどころ満載です」とアピールした。

『屋根裏の恋人』主演の石田ひかり=東海テレビ提供

石田演じる衣香の家族に隠れて屋根裏にこっそり棲みつく元恋人・瀬野樹(今井翼)が深夜にバイオリンを奏でたり、衣香に「今宵一晩だけ」「世の中に忘れ去られた者が集う、それが屋根裏だから」とカッコよく語る場面に「旦那が起きるって!」など、ツッコミを受けて話題の同作。

石田は「最終話はさらに怒涛の展開があって、ますますツッコミどころ満載です。そして、見れば見るほど『えっ?』みたいな、矛盾も見つかると思います」と予告。

往年の昼ドラを彷彿(ほうふつ)とさせる衝撃のセリフは最終話でも健在で、「私たちの驚きのセリフは止まりません!! でももうこの状態に私たちは慣れてしまって、もはや行ききっています(笑)。ラストにとんでもないことが待っているので、最後の最後まで見逃さないでくださいね、ということは言いたいです」と、笑顔でアピールした。

また、衣香の姑・西條千鶴子を演じた高畑淳子は「最終話は特に女性の強さといいますか、それでも生きていくということでしょうか、なにがあっても命が尽きるまで生きていくという、女性の思いが集約されていると思います」と見どころを紹介。衣香の夫・西條誠役の勝村政信は「僕の30数年の役者人生の中でも謎多き役だった」と断言。

そして、衣香の友人・菅沼杏子を演じた三浦理恵子は「最後まで二転三転いろんなことが起きて、それぞれの人間らしい気持ちや、寂しい気持ちが見えます。でもそれは一生懸命生きている人間らしい証だと思うから、そういう一面も覗いて見てもらえたらうれしいです」と話している。