吉本興業はこのたび、法務省の役割や施策をわかりやすく紹介する「もっと知ってほしい!法務省 よしもと芸人と一緒に学ぶ動画」を作成。12日に都内でお披露目会見が行われ、金田勝年法務大臣、元参院議員の西川きよし、そして、動画に出演している銀シャリ、COWCOWらお笑い芸人が出席した。

銀シャリの鰻和弘(左)と橋本直

銀シャリとCOWCOWは、自分たちの動画を自画自賛。裁判員制度をわかりやすく伝える漫才を披露している銀シャリの鰻和弘は「2017年の上半期でベストな漫才ができた」と自信を口にし、橋本直も「裁判員制度の漫才ですらアドリブが出るんだという自分の漫才ズハイに感慨深いものがありました。いいのが仕上がった。上半期最高傑作」と語った。

COWCOWは、おなじみの"あたりまえ体操"で高度人材ポイント制を紹介。多田健二も善しも「今までで一番ベストなあたりまえ体操」「一番ベストです」とアピールした。また、多田が「あたりまえ体操は体操という枠でやっている。わかりやすく伝えるということでやっているので、一切笑いはない」と説明すると、笑いが起こった。

金田法務大臣は「国民のみなさまに法務行政への理解をもっと深めていただきたい。法務省の取り組みをもっと知っていただきたいという思いから動画を作成しました」と熱い思いを伝え、「一流の芸人さんのおかげで、どの動画も非常にすばらしい出来栄えに仕上がっています」と感激。西川は「吉本興業と法務省は水と油のような感じがしますが、日々の生活の中で我々が勉強しないといけないことがたくさんある」と言い、「世の中のためになりようなことをみんなで力を合わせてやっていきたい」と力強く語った。

動画ではそのほか、ペナルティはパラリンピック競技の"ボッチャ"を体験して障害者スポーツの魅力を伝え、ガレッジセールは受刑者の社会復帰につながる刑務作業を紹介。麒麟の田村裕、コロコロチキチキペッパーズのナダル、ゆりやんレトリィバァはいじめにまつわる自身の経験を語るなど、さまざまな動画が完成した。「もっと知ってほしい!法務省」特設ページで見ることができる。