俳優の瑛太が主演を務める7月14日スタートのTBS系金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』(毎週金曜22:00~)の原作者・弘兼憲史氏がこのほど、撮影現場を表敬訪問した。

撮影現場を訪れた原作者の弘兼憲史(中央)を囲む、山口智子、瑛太、深田恭子、大根仁監督(左から)

このドラマは、1980~1989年に『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載された弘兼氏の同名漫画を原作とする探偵ドラマ。主演の瑛太をはじめ、深田恭子、森田剛、蒼井優、リリー・フランキー、山口智子らが出演する。そして、映画『モテキ』や『バクマン。』などのヒット作を手がけた大根仁が脚本・演出を務める。

物語の舞台は、東京都板橋区の下赤塚にひっそりと事務所を構える「あかつか探偵事務所」。誰も引き受けたがらない面倒な案件ほどやりたがるという一風変わった探偵"ハリネズミ"こと七瀬五郎(瑛太)とその仲間たちが、ときには人情味あふれる哀しい事件を、またあるときには想像を超える難事件に挑んでいく。

弘兼氏が訪れたのは、瑛太演じるゴローら探偵たちの拠点である「あかつか探偵事務所」。原作と同様、下赤塚にあるビルの一室をセットにしている「あかつか探偵事務所」を興味深そうに見学していた弘兼氏は、「よくこんな場所が見つかりましたねぇ。新作を描く際の参考にさせていただきます」と驚いた様子だった。

そして、この日に撮影があった瑛太や深田らと記念撮影に応じるなど、終始和やかな雰囲気で進み、最後に「原作というのは言わば素材であり、それを大根監督にどのように調理していただけるのか。どんなドラマになっているのか、初回の放送がとても楽しみです」とドラマへの期待を語った。

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