BMW、新型「5シリーズ ツーリング」多彩なシートアレンジが特徴 - 画像41枚

ビー・エム・ダブリューはこのほど、新型「5シリーズ ツーリング」を全国のBMW正規ディーラーにて販売開始すると発表した。2月に発表された新型「5シリーズ」のツーリングモデルで、多彩なシートアレンジや部分自動運転、低燃費などを特徴とする。

ラゲッジルームは通常時570リットルから最大1,700リットル(先代モデルより30リットル拡大)まで拡張可能で、さまざまなニーズに対応する。ボタンによるワンタッチ操作が可能な40:20:40分割可倒式リヤシートを備え、テールゲートを開けることなく小さな荷物の出し入れができる独立開閉式リヤウインドウ、リヤシートを完全に折りたたんだ状態でも荷室が使用でき、かつ前席乗員の安全が確保されるラゲージ・パーティション・ネットが標準で装備される。

リア・サスペンションには、セルフ・レベリング機能付きのエア・サスペンションを全モデルで標準装備した。ラゲッジスペース内の荷物容量を自動で判断し、車高をつねに一定に保つことができる。4WSを採用することで回転半径を小さく抑え、取回しの良さと走行安定性、快適な乗り心地を実現した。

エンジンはすべて新世代モジュラー・エンジン・コンセプトにもとづくツインパワー・ターボ・エンジンで、2.0リットル直列4気筒ガソリン、2.0リットル直列4気筒ディーゼル、3.0リットル直列6気筒ガソリンなどを搭載。ディーゼルエンジンを搭載する「523d ツーリング」では、クラストップレベルの低燃費19.4km/リットルを達成した。

価格は「523i ツーリング」650万円、「523d ツーリング」746万円、「530i ツーリング Mスポーツ」が837万円などとなっている(価格はすべて税込)。