マイナビは6月19日、2018年卒業予定の全国大学生、大学院生を対象に実施した「2018年卒マイナビ大学生就職内定率調査(6月15日時点)」の結果を発表した。

同調査は、前年よりも早いペースで進捗している学生の就職活動状況を鑑み、6月中旬までの内々定状況を調査するため特別に実施したもの。2018年3月卒業見込みの全国の大学4年生、大学院2年生を対象に調査し、8,168名(文系男子1,617名、文系女子3,640名、理系男子1,666名、理系女子1,245名)の有効回答を得た。調査期間は、6月1日の選考活動開始直後である6月9日から6月15日の期間まで。結果は次の通り。

内々定率 大学生・大学院生(全体)

6月15日時点の大学生・大学院生の内々定率は67.7%で、5月末から半月で14.4pt増加。6月半ばにして前年の6月末の内々定率(65.3%)を超えた。

内々定率を文理男女で分けると次の通りとなる。文系男子は66.1%(5月末比15.3pt増)、文系女子は61.1%(5月末比14.0pt増)、理系男子は74.8%(5月末比14.7pt増)、理系女子は72.8%(5月末比12.3pt増)。

5月末から最も増加したのは文系男子で、理系は男女ともに既に7割を超えている。。