ジャストシステムは4月26日、「プレミアムフライデー」に関する調査結果を発表した。調査期間は4月21日~24日、有効回答は全国の20代~60代の個人1,057人。

6割弱が「月末という条件を変えた方がいい」

プレミアムフライデーについて、「知っていて、他の人にも説明できる」は44.6%、「知っているが、他の人に説明できるほどではない」は35.2%、「聞いたことはあるが、よく知らない」は15.4%で、認知度は95.2%だった。一方、公式ロゴマークを「見たことがある」は13.6%、「知っているが、見たことはない」は13.4%で、マーク自体の認知度は27.0%にとどまった。

プレミアムフライデー認知者のうち、「月末という条件を変えた方がいい」と考えている人は56.4%、「15時という条件を変えた方がいい」は51.0%、「金曜日という条件を変えた方がいい」は38.8%となった。

同じくプレミアムフライデー認知者のうち、2月に「早帰り」できた人は12.0%、3月にできた人は11.9%となった。就業形態が「フレックスタイム制」の人に限ると、2月に「早帰り」できた人は30.6%、3月は29.1%だった。

プレミアムフライデーに15時退社した人のうち、「前日に多めに残業して仕事を調整」していた人は38.3%。また「朝早く出社して仕事を調整」した人も36.2%いた。

ゴールデンウィーク前のプレミアムフライデー(4月28日)について尋ねたところ、「特にいつもと退社時間は変わらないとあきらめている」が37.3%で最多。このほか、「できれば15時に退社したい」は8.4%、「15時は無理なので、せめていつもより早く帰りたい」は5.5%、「何としても15時退社したい」は4.2%となった。

4月のプレミアムフライデー