元KARAで女優の知英(23)が、映画『レオン』(2018年公開)で主演を務めることが14日、明らかになった。劇場用長編映画の主演は今回が初。ピュアで甘酸っぱい恋心を描くコメディ作で、セクハラ社長(竹中直人)と入れ替わる派遣OL役を演じる。

劇場用長編映画で初めて主演を務める知英

アイドルグループ・KARAのメンバーとして活躍後、2014年に拠点を日本に移した知英。「今回ご一緒させて頂いた竹中さんは、日本でのソロデビュー前から魅力的で好きな俳優さんだったので、まさか共演できるとは思ってもいませんでした」と竹中との縁を喜び、「しかもその竹中さんと入れ替わる役なので、撮影中はずっとワクワクしてました。現場でもとても気さくに話しかけて下さり、更に役作りに関してもアドバイスを下さったりと、助けて頂き、とても心強かったですし勉強になりました」と撮影を振り返る。

また、「入れ替わったときは、竹中さん演じる朝比奈玲男になりきり、エロオヤジ社長炸裂でやりきりました」と手応えもあったようで「気分は爽快でした」と満足気。「限界ギリギリ!?の表情にも挑戦しているので」と見どころをアピールしつつ、「是非楽しんで観て頂きたいです」と呼びかけている。一方の竹中は、「知英は本当にチャーミングで優しく美しく時には男っぽく柔らかな女性でした。知英はたくさんの可能性を秘めた女優です。コメディエンヌとしても素晴らしいテンションを持ち備えた方だな…と感じました。知英と出逢えた事に感謝しております」と知英に向けて絶賛の言葉を送る。

メガホンを取るのは、『お迎えデス。』(日本テレビ系・16年)など数多くのテレビドラマを手掛けてきた塚本連平監督。彼氏にフラれ、会社もクビになった地味な派遣OL・小鳥遊玲音(たかなし・れおん)と女好きなワンマン社長・朝比奈玲男(あさひな・れお)は事故に巻き込まれ、心が入れ替わってしまう。