「HYPER SHIRITORI」の扉ページに使用されたイラスト。(c)vinhnyu/Shibuya Productions/Shueisha

モナコ公国にて2月に開催されたマンガ、アニメ、ゲームのイベント「MAGIC(Monaco Anime Game International Conferences)2017」のマンガコンテストで大賞を受賞した、フランス人作家・vinhnyuの「HYPER SHIRITORI」が、本日3月27日に少年ジャンプ+にて公開された。

「HYPER SHIRITORI」は人間が数秒間、言語をビジュアル化する力を手に入れた世界を舞台に、同能力を駆使した「ハイパーしりとり」と呼ばれるスポーツを描く1編。マンガコンテストでは和月伸宏が審査委員長を務めており、「画力が相当高く、特にキャラの表情がしっかり描けていて素晴らしいです。架空設定のゲームも面白いです」とコメントを寄せた。

「MAGIC2017」を主催するシブヤ プロダクションズと、少年ジャンプ+の共催によって行われた同コンテスト。ジャンプ+では、準入選作となったDhafer「The witcher in the city」も4月上旬に配信する。

和月伸宏コメント

画力が相当高く、特にキャラの表情がしっかり描けていて素晴らしいです。架空設定のゲームも面白いです。ただ少々説明が多すぎる。もう少しシンプルにまとまるとよかったです。テーマが「作り手」側に寄りすぎて「読み手」に少々伝わりづらいので、もっと純粋にエンターテインメントしても良かったかも。

vinhnyuコメント

当時は知らなかったのですが、僕は少年ジャンプ作品で育ちました。子供のころ少年ジャンプの漫画のアニメ版をテレビで見ていて、そのうちコミックを読むようになりました。実は[MAGIC]のマンガコンテストに参加したのは偶然で、まさか優勝するとは…夢のようです!シブヤ プロダクションと集英社が開き始めたこの扉をくぐれると思うと非常に光栄でワクワクします!このチャンスが新しい企画と繋がるように頑張ります!熱血です!