国土交通省は3月15日、成田国際空港からのエプロン・誘導路等の整備に関する申請を公聴会と審査を経て、3月10日付けで許可したことを発表。空港を約20ha拡張し、約18万平方メートルのエプロンを新設、約1,900mの誘導路を新設し、2022年年1月31日より供用開始を予定している。

成田空港の施設変更概要

成田国際空港は2016年12月6日、時間値の拡大に伴い必要となるエプロン・誘導路等の整備について、航空法第43条の規定に基づく変更許可申請を国交省に申請。空港の範囲の変更を生じることから、2017年1月31日に公聴会を開催するとともに、所定の審査を行った結果、3月10日付けで同申請を許可した。

国交省は現在、首都圏空港の更なる機能強化を進めており、成田空港においては高速離脱誘導路を整備することで、1時間あたりの滑走路処理能力(時間値)を現行の68回から72回へ拡大することを計画している。