昨年11月にレギュラー放送を終了したABC・テレビ朝日系バラエティ番組『大改造!!劇的ビフォーアフター』が、スペシャル番組として復活することが15日、明らかになった。4月2日(18:57~20:54)の放送で、歌手のさだまさしが"島"のリフォームを依頼する。

歌手のさだまさし=ABC提供

さまざまな問題を抱えた家が、一流の建築士である"匠"たちのリフォーム術によって変身する様子を紹介する同番組。今回は、さだが、38年に購入した故郷・長崎県にある「詩島(うたじま)」のリフォームを依頼する。島をリフォームするのは、番組史上初だ。

無人島だった約6,000㎡の島には、さだが建てた母屋(ログハウス)、管理棟、バンガロー、浴室棟などがあるものの、自ら監督や主演を務めたドキュメンタリー映画を製作したことで35億円の借金を抱えてしまい、30年間手入れをせず放置した結果、老朽化で建物も崩れる寸前。そこで、借金返済を終えた今、さだは「僕が元気なうちに元気な島に戻したかったのです」とリフォームの決意を語る。

リフォームに用意した予算は3,500万円で、選ばれた匠は「森の木の代弁者」こと松永務氏。さだも、時間を見つけて島にやってきて、ねじ止めや、学生時代にアルバイトで経験があるというペンキ塗りなどを手伝い、「きれいになってだれでも楽しめるようになったので、何でもやれますね」と満足の様子だ。