タレントの杉山セリナが、4月から日本テレビ系ニュース番組『NEWS ZERO』(毎週月~木曜23:00~、金曜23:30~)の金曜キャスターに就任することが決まり、このほど、東京・汐留の同局で取材に応じた。

『NEWS ZERO』新キャスターに決まった杉山セリナ

現在19歳で、現役の上智大学生の杉山は、金曜日のカルチャーコーナーとお天気コーナーを担当。番組史上最年少キャスターとなり、三浦俊明プロデューサーは「若さやのびしろに大きな可能性を感じています」と期待を寄せる。

杉山は、メキシコ人の父と日本人の母のハーフで、5歳から11歳までメキシコに住んでいた経験があり、自らの武器を「コミュニケーション力」とアピール。「(メキシコでは)自分から何も言わないと、ほっとかれるんです。だから、聞きたいことや取材したいことをどんどん積極的に言っていきたい」と意欲を示した。

また、得意の英語とスペイン語を生かし、「俳優やミュージシャンの方と直接コミュニケーションして、受けた印象をそのまま伝えたい」と、カルチャーコーナーでのインタビューを想定。音楽や映画が好きだといい、取材したみたい人には、「憧れの女性」だという女優のスカーレット・ヨハンソンを挙げた。。

メーンキャスターの村尾信尚とは、この日に初めてあいさつしたそうで、「テレビで見たとおりの優しそうな方でした」と感想。ニュースを受けての村尾のコメントが「すごく分かりやすい」と印象を語り、「そういうコメントもできたらな」と目標に掲げていた。

現在大学2年生で、将来については「演技も興味がありますし、定まってはいないんですけど、自分の強みを一番生かせる場所を探していきたいです」と模索しているそう。それでも、「キャスターというのは、一番大きく見ています」と、力強く語った。