ビースタイルは2月24日、「子供に勧めるキャリア」に関する調査結果を発表した。同調査は1月31日~2月15日、ビースタイル登録者・求人媒体「しゅふJOBパート」登録者801名の働く主婦を対象に、インターネットリサーチで行われた。

「もし自身の子供から就職先の相談を受けた場合、どのようなキャリアを勧めると思うか」を聞いたところ、69.5%で「専門職・技術職など手に職や資格を持って働くキャリア」が最多に。以降、「結婚・出産を経ても継続することができるキャリア」(49.4%)、「大手・グローバル企業に属し国境を越えて幅広く働くキャリア」(28.3%)と続いた。

「もし自身の子供から就職先の相談を受けた場合、どのようなキャリアを勧めると思いますか」(複数回答)

前年の結果と比較すると、1位の「専門職・技術職など手に職や資格を持って働くキャリア」は0.2pt増。また、「結婚・出産を経ても継続することができるキャリア」は15.8pt減となった。

「もしご自身の子供から就職先の相談を受けた場合、どのようなキャリアを勧めると思いますか」(前年比較)

上位項目のフリーコメントをみた。「専門職・技術職など手に職や資格を持って働くキャリア」には、「誰にでもできる仕事はAIが代替するようになり、将来的になくなると思うから」(40代/派遣社員)、「結婚、出産を経て復職する際、手に職や資格がある方が復職しやすいと感じたため」(30代/フリー・自営業)などの声があがった。

「結婚・出産を経ても継続することができるキャリア」においては、「結婚、出産後も社会に貢献できる人であった方がいいと思う」(40代/派遣社員)、「制度のある会社だったのに、使用されたことなく、辞めざるを得ないような状況になったため」(40代/その他)。

「大手・グローバル企業に属し国境を越えて幅広く働くキャリア」では、「子供にあったものをすすめるが、グローバル化は避けて通れないことは教えたい」(40代/派遣社員)、「チャレンジする気持ちをもってほしい」(50代/パート・アルバイト)などの声が寄せられた。