元SMAPの草なぎ剛が主演する関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』(毎週火曜21:00~21:54)に登場するオウムの声を、お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァが担当していたことが12日、明らかになった。

ゆりやんレトリィバァ(左)とオウムのルリちゃん=関西テレビ提供

このオウムは、草なぎ演じる浩一が、ハルカ(水原希子)やカズキ(菊池風磨)らと詐欺の作戦会議を開く、詐欺師仲間の百田(マギー)が経営するバー「BAR800」で飼われているが、実は「ルリコンゴウインコ」というインコ科で、名前は「ルリちゃん」。劇中では、「コーイチ!コーイチ!」「できないねー!」などと大きな声で鳴いたり、カズキをいらだたせりなど、クスッと笑えるシーンを演出する役割だ。

この声を担当しているのが、ゆりやん。このほど、バーのセットに初めて訪れ、「おぉ! うわー、すごい! 本物や!」と興奮しながら、ルリちゃんと対面すると表情が固まり、「声をやらしてもらってるのに、実は鳥めっちゃ苦手なんです…」と告白した。

今回のオファーを聞いた際は「マネージャーさんから『草なぎさん出演のドラマが決まりました』と聞かされたので、最初は女優として出演できるのかと大喜びしたんです! でも、声(の出演)だけでも本当にうれしくて、ありがたいです」と感謝。その草なぎに対しては「物心ついた時から活躍されている方とご一緒できるなんて信じられないです」と感激しながら、「見ていて浩一をなんとかしてあげたくなりますね」という心境で見守っているそうだ。

その後、草なぎと菊池とともに写真撮影も行われ、草なぎに「鳥苦手なんですか?声やってるのに?」とフランクに話しかけるが、ゆりやんは「はい…」と緊張しきり。「コーイチ、コーイチ」とオウムの声を披露して大喜びさせていたが、草なぎから「今日寒いですね」と振られるも「そうですね」と普通に答えてしまい、「ここで(オウムの声を)やってくれないと!」とツッコミを入れられていた。