アイドルグループ・TOKIOの国分太一が出演するフジテレビの番組『国分太一のおさんぽジャパン』(毎週月~金曜11:25~11:30)が、23日で放送1,000回を達成。国分は「正直最初は、不安で怖かったです」と、これまでの旅を振り返った。

『国分太一のおさんぽジャパン』番組ロゴ=フジテレビ提供

2013年4月にスタートした同番組は、国分が日本全国をめぐり、各地の魅力を紹介していくもの。今年1月までの約3年9カ月の間に、全都道府県を制覇し、2巡目に入った現在は、のべ85県・約190市町村に出かけている。

記念すべき初回は、埼玉・川越市をおさんぽした国分だが、「『おさんぽして、見たものや食べたものの感想を言う』という、ある意味"野放し"で"自然体"な番組は初めてだったので、正直最初は、不安で怖かったです」と、当時の心境を告白。「でも2回目からはすぐに"楽しみ"に変わってきて、他の仕事が忙しくなってきた時でもいい意味で"ストレス発散"させていただいてます」と振り返る。

ロケは「2日間で15回分収録」というハードスケジュールで、「日程的には大変だったこともあるけど、例えば『城下町の作り方』も地方によって違ったり、スタジオにいるだけでは分からない知識や情報、昔の人たちの知恵をたくさん学ばせていただいて、とても充実しています」と笑顔。ご当地グルメも楽しみの一つで「山形県のかまくら中で食べた『豆もやしラーメン』は忘れられないです」と印象に残っているそうだ。

また、常に何か面白いハプニングが起きないかとアンテナを張りながら歩いているそう。特に印象に残っている出会いは、なぜかずっと「あーん」して食べさせてくれるおばちゃんがいた三重・松阪市の焼き肉屋や、青森県のカラオケスナックに突然飛び入りして「さざんかの宿」を熱唱したことだと語った。

今後行ってみたい場所として挙げたのは、東京・小笠原諸島。また、ゲストには「V6の岡田くんや関ジャニ∞に関西を案内してもらうとか、地元に詳しい後輩に"知る人ぞ知る"の情報を教えてもらうのもいいですね」と思いを巡らせていた。

1,000回目の放送では熊本を訪問。さらに、国分がご当地の有名人と共におすすめの場所やお店を巡る新企画「ご当地ガイドシリーズ」がスタートし、1回目はテレビ熊本の荒木恒竹アナウンサーが登場する。