女優の中村ゆりが、読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『増山超能力師事務所』(毎週木曜23:59~)で披露するコスプレがネット上で話題になっていることについて、心境などを語った。

『増山超能力師事務所』に出演する中村ゆり=読売テレビ提供

中村が演じる二級超能力師の住吉悦子は、潜入調査でコスプレを駆使するキャラクター。これまで、「パンクな衣装」「変わった名前過ぎる保険外交員」「アムラーファッション」「キャバ嬢ドレス」などを披露してきた。

毎回放送終了後には「中村ゆりさんキレイ過ぎる」「今日のコスプレも素敵だった」「次回予告でいろんな衣装を見られるのも楽しい」といった声があがっているが、それを聞いた中村は「え、そうだったんですか!?」と驚きながら「うれしいです」とコメント。

一方で、「私は結構いろんなものを着せられることが多いんです(笑)。去年もまだ制服を着せられたりとかしました。だから、コスプレ自体はそんなに新鮮ではないんですけど、今の年齢(34歳)になってコスプレをすると周りの人が気を遣うんじゃないかと思って、申し訳ない気持ちで着ています」と、意外な心境を明かした。

それでも、「いろんな格好ができるのは楽しいです」と充実の様子で、アムラーファッションについては「伝わっているのかっていう寂しさはありますね。世代だからこそ、ただのコスプレじゃなくて、若干の年齢イジリはされていると思います(笑)」と推測。

今後、営業ウーマンや芸能マネージャーに扮するシーンが予定されているが、「プライベートでハロウィンとかのイベントはしないので、キョンシーとかチャッキーとか、自分が好きな映画の格好はしてみたいですね」と意欲を示した。

このドラマは、ココリコの田中直樹が主演を務め、超能力を持った「増山超能力師事務所」の個性的なメンバーたちが、依頼人の悩みを解決するため探偵業に奔走する姿を描くもの。9日放送の第6話では、小学生の超能力者が、変死体の事件に関与した疑いをかけられるが、中村演じる悦子はかつての自分を思い出し、頑なにかばう。