「ベルサイユのばら」の懸賞幕。 (c)池田理代子プロダクション/集英社

池田理代子「ベルサイユのばら」13巻が1月25日に発売されることを記念し、明日1月8日から22日まで東京・両国国技館で開催される大相撲一月場所の結びの一番に、オスカルを描いた懸賞幕が毎日土俵を回る。

懸賞とは大相撲の取り組みで勝利した力士に授与される賞金のこと。マーガレット(集英社)編集部は「少女漫画と大相撲とは、一見異色の組み合わせではありますが、『ベルばら』の重厚な世界観は、格式ある大相撲にマッチするのではないかと期待しております」とコメントした。

「ベルサイユのばら」は18世紀後半のフランス革命期を舞台に、フランス王妃マリー・アントワネットと、それに仕える男装の麗人オスカルらの人生を、史実を交えて描いた歴史ロマン。マーガレットでは、物語のその後や登場キャラクターたちの知られざる過去を描く「エピソード編」が、不定期に連載されている。

マーガレット編集部コメント

少女漫画と大相撲とは、一見異色の組み合わせではありますが、「ベルばら」の重厚な世界観は、格式ある大相撲にマッチするのではないかと期待しております。土俵を回るオスカルの勇姿にご注目ください。
『ベルサイユのばら』は、物語のその後や、知られざる過去を描く「エピソード編」として復活いたしました。これを機に、少女漫画を一度卒業してしまった人にも新作の存在を知っていただきたいと思います。